ネットのお友達でご近所さんのごっちゃんが貸してくれた本。
文庫版 全10巻(普通版だったら全21巻完結)。
最初読んでるときには「この設定でこの展開…なんでこれ文庫版で10巻もあるの?」でした。
3巻で二人はくっついて、そのままスルッと男女の仲までなっちゃうしっ!?(;^ω^)
でもその後の展開がすごかった。
だよね…恋愛も結婚も、そのあとのほうが人生長いのよ。。。
そのあと壮絶なズンドコ展開で、白目になりながら読んだ。きつかった…( ̄▽ ̄;)
読みながら、いろんなことを思った。
そうそう、ヒーロー役って20年前はこういうクールな生徒会長タイプが流行りだったよね…とか。
今だったらこの漫画、途中で打ち切られたかもしれないな…とか。
でも、ずっと漫画の世界が守り続けている大事なものは、今も昔も変わらないんだな…とか。
マンガって…
類まれな才能を持って生まれた作家さんが、永遠に努力と鍛錬を繰り返しながら
その人の魂を削り取って結晶化した、命の宝石みたいなものだと思ってる。
真っ白な原稿用紙の上に立って、その人の唄を歌い始める…みたいなイメージ。
「名作」て言われてる作品の その魂の歌の、綺麗なこと
ごっちゃんがこのマンガを渡しながら「この作品、好きなの」ってちょっとはにかみながら笑ってた姿を思い出す。
貸してくれてありがとう。
ごっちゃんから借りてなかったら、この作品、私途中でリタイヤしてたかもしれない(笑)。
その人の、本当に好きな作品をおすすめされるって いいね
読んでよかった
ありがとう

