奪われた王位を取り戻す為、王女・火花は100年前に天に去ったと言われる白龍を探す旅に出る。
手がかりの龍の宮跡で出会ったのは、人嫌いで素気ないイサラ。
彼は赤い姿を忌み嫌われ、地上に置き去りにされた変種の龍だった
火花はイサラと心を交わし、守護龍に出来るのか!? そして王位を取り戻せるのか!?
そんな、姫と異端の龍の物語。
図書館でたまたま目についた本だったのだけど、これが大ヒット。すごくよかった。
この作品、もっと評価されていいと思う。
華麗で美麗で爽やかな読後感。
アニメ化しても映えると思うんだけどなぁ、このマンガ。
【以下ネタバレ】
異端のできそこないとして仲間はずれにされ、龍たちが天界に戻るときに置いてけぼりになった龍。
神通力が弱く飛べないので天界に戻ることもできず、100年間山奥でひっそりと息を殺して生きてきた。
よっわいの。足も遅いし戦いも弱いし、龍なのに飛べないし。
正統派の白い竜と戦ったらひとたまりもない。
それがすごいコンプレックスとなって、自分を卑下せずにはいられなかったイサラが、女王と出会うことで次第に自尊心を取り戻してゆくのだけど、彼女や国を守るために一度 闇に墜ちる
そのあと色々がんばって闇の世界から戻ってきたとき
出来損ないとして厭われてきた龍は どの龍よりも最強の龍となって戻ってくる
私はそのまま、ちょっぴり弱い異端の竜としてずっと女王に寄り添って生きる生涯もアリだと思ってた
でも、作者は最強の龍として蘇らせて物語を終わらせた
そこがたまらなく好き
