ゲッツ板谷・西原 理恵子/角川文庫 (2003/08)

ものすごいパワーに溢れた
板谷家=バアさん、ケンちゃん(父)、セージ(弟)が
繰り広げる立川伝説。笑った。けど泣けます。
お年寄りはキラーコンテンツだよ...

生きる元気が足りていない人に読んで欲しい一冊です。
鴨志田氏の写真と西原理恵子のイラストもいい。


田中 愼一・本田 哲也 /アスキー・メディアワークス (2009/2/11)

個人的には大ヒットでした。
"Change"も"Yes,we can"もかなり戦略的というのが、
リアルな話なのでとてもわかりやすく書いてあります。
思えばノッチ然り、オバマの日本人ですら
わかっちゃうところが偉大です。
シンプルなメッセージって、強いな。

日本もそれぞれの政党がYouTubeにチャンネル持っていたり
ニコ動に出ていたりで頑張っているはずなんだけど、
あまりパッとしない気が。内容がいまいち?
巻末にオバマの就任演説もろもろ載ってましたが、
情緒系ハリウッド映画の様だった。


勝間 和代/文藝春秋 (2009/2/19)

勝間さんの文章はやっぱり読み易いです。
「子どもサッカー」=ゴールもなくみんなでボールを蹴り合っている状態、
という表現にはなるほどと。
報われる努力じゃなくて、報われる方向に努力するって大事。きっと。

いいこともいっぱい書いてありますが読み違えが怖い側面もあるかと思います。
なんでもかんでもNOといえばいい、という話ではないので。
とりあえず新入社員は読んじゃだめだ!笑


鈴木康之/日本経済新聞出版社 (2008/07)

良いコピーの一行目は、二行目を読みたくなる文。
良いコピーの二行目は、三行目を読みたくなる文。

デジタルに触れていると、
情報の消費がどんどん早くなって、
ぼーっとしてたら文章の機微に気付けなく
なりそうです。

それが時代についていっていることなのか、
人として感性が後退しているのか、
どっちかっていうと後者な気がします。
あぶないあぶない。


グレッグ・ジラード (写真), イアン・ランボット (写真), 吉田 一郎 (著), 尾原 美保 (著) /イースト・プレス(2004/2/21)

最近軍艦島が世界遺産になると話題になっていますが、
廃墟的な魅力の原点は九龍城かなあと勝手に思ったりしています。

九龍城ってのはイギリス領時代の香港にあった不法建築群。
配線や水道管がものすごく入り組んでいたり、
建物の中なのに細い路地で先が見えなかったりで
結構凄まじい風景です。

そんな中で暮らしていた「人」にフォーカスした良書。
写真が生っぽいです。


エディット・ピアフ (著), 中井 多津夫 (翻訳) /晶文社(1980/01)

シャンソン歌手エディット・ピアフの手記です。
映画「エディット・ピアフ~愛の讃歌~ 」の原書(?)。
映画はドラマとしてデフォルメされていますが
手記の方が淡々と事実を、それでも恋人の事故や病気の話を、
語っているのが切ない。

エディット・ピアフの様に生きたら、格好よくて素敵だけど
その分ずいぶんと孤独だろうなあとか、時々思います。



西原理恵子/角川文庫(2000/10)

サイバラ作品はどれも好きですが、
たまたま読んでいなかった一冊。

初期の西原作品なので、子どもが生まれてからの方が
母パワー的なものを感じますが、学生時代の話が
書いてあるのはめずらしかったかも。

美大予備校時代から売り込みをはじめて
「大学行けなくても絵で食べて行く決意があった」
という言葉にぐっときました。
学校に行けるということ自体、恵まれているということ。

それにしてもサイバラの本に出て来る食べ物はまずそうです。


雨宮 処凛/洋泉社 新書y(2007/10)

ニュースとかでよくみかけますが、想像以上に生々しいこと書いてありました。
頑張る、と言っても頑張り方のベクトルって難しいと思います。
「自己責任」と言って手放しにするよりは、その人(その子)が
頑張る方向をちゃんと示してあげる人って必要なんじゃないかなあと。
そのあたりを雨宮さんご自身の体験を通して、社会制度の根本に
言及しているのですごい説得力です。

ところでOB訪問とかで学生と話す機会がよくありますが、
海外のNPO/NGOに参加している子はいるんだけど、
同世代のプレカリアート的な活動をする子を見た事ないのはなぜだろう...?


嶋浩一郎/ディスカヴァー携書(2007/2/25)

アイデアは「情報」とっちらかした混沌から生まれるという
佐藤○士和の否定...でははないかと思いますが、
役に立つ手応えがある一冊でした。

オープンソースの情報を沢山持っていることが、
情報同士の「化学変化」に繋がるということは納得。
日常的にちっちゃいトリビアに気付いて、それを記録しておくって大事ですね。
モールスキン、買っちゃいそうです。


西田 宗千佳/朝日新書(2009/1/13)

流行ってますね、クラウド・コンピューティング。
Googleの事例がちょっと多いかな?という印象ですが、
クラウドコンピューティングとはなんぞや、の具体的な仕組みが分る本です。

クラウド的なものは、ものすごいインフラが出来たら
加速する気配はしつつも意外と先なんじゃないかともやもや。
その先にできるサービスとデザインって何だろうともやもや。