ロマンチックな「石文(いしぶみ)」の想い! | Runetheta (ルシータ)のささやき

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こんにちはRunetheta(ルシータ)です!
今日は、「石文(いしぶみ)」の話しを書きたいと思います💎✨





先日お会いした方から、「石文(いしぶみ)」って知ってますか?
と尋ねられました。

普段私は、石の持つパワーについて色々とお伝えさせて頂いてますが、「石文(いしぶみ)」
については全くの初耳でした。

どんなものかと尋ねると、
その方がご主人とお付き合いをしていた頃のお話しをして下さいました!✨


💎  🔹  💎  🔹  💎  🔹


二人で川沿いを歩いていると、お相手の方から、
「お互いの持つイメージを、石で表してみないか」と言われたそうです。

人柄や性格など、相手のイメージの石を、これかな〜あれかな〜と、探してみるのです。
その石を受け取る事で、相手が思っている自分のイメージや想いを知る事ができるとの事。

石により想いを伝える、まさに「石文(いしぶみ)」=石手紙

私はこの話しを教えて頂いた時に、
石で相手へのイメージや想いを伝えるなんて、
なんてロマンチックなんだろうと思いました。💎✨
相手を想い、石を探すその時が尊いし、
語らずに、石で想いを伝える喜び。💫


電話やメールなど、簡単に使える通信手段がある今日ではありますが、

恋人だけでなく、友達や、親子だっていい‥

相手を想いながら流れる時間は、
とても豊かで 思い出深い時間を過ごせるのではと思います!💫


「石文(いしぶみ)」について調べてみると、この様に書かれている方がいました。


 現在のように一般人が文字を自由に読み書きできなかった江戸時代などでは、求婚の意を伝える為、小さい石に松の葉を結び付けて男性から女性に贈り、

 「小石の松」→「恋しく待つ」

と判断させたそうです。✨



お話しして下さった方のご主人は、とても本が好きな方だと言われていたので、

以下からもインスピレーションを得られたのしれませんが‥‥



向田邦子のエッセイ「無口な手紙」によると、人々が文字を知らなかった大昔、ツルツルした石やゴツゴツした石など、表面の感触で自分の状態、気持ちを表し、遠く離れた家族や恋人に人づてに送り伝えたという。(岩波新聞一部抜粋)


確かに、紙がなくても、字が書けなくても、

想いを寄せる人から石で想いを伝えられたら、

それはそれは嬉しいでしょうね!💕



悠久の時代より、人間はこんな素敵な愛ある生き方をしていたのですね✨


また一つ 石の魅力が増えました!💎💫


素敵な石文のお話しに感謝です💕