私が六本木にある「ガールズバー1984六本木」に足を運んでから4か月が過ぎよとしている。途中2か月近く行かなかった時期があったが、最近また行くようになった。
その間に他のガールズバーも少しのぞいてみた。また、職場の同僚にも「ガールズバーって知ってる?」って聞くと、「名前は聞くし、興味はあるんだけど、怪しそうだから行ったことないなー」というような同じ答えが幾人からか返ってくる。
そんなこともあって、最近どんなもんだろうと思って、3月終わり頃に久しぶりにのぞいてみた。それから何回か通ってみた。感想を一言で言うと、大きく変わった。いや、変わりつつある。
 もちろん、店の内装のことではない。女の子が大きく入れ替わったことは確かにある。12月と比べると、残ってる子はたった2人。新人が10人位入っただろうか?みんな20代前半で若くて、素人感があって新鮮である。そして、この娘らの特徴、個性は各々際立っている。しかし、持ってるベースは不思議と一緒なのだ。細かくはまた後で触れたい。
変化したのはそう、店のスタイルなのだ。急激に店自体がショー化している。具体的には女性バーテンだーが踊りと歌を披露するのだ。
 うーむ。そういう能力を持った子たちを意図的に採用したとしか思えない。
やるな。オーナーm(__)m
 さて、前回話題にした私の酒盗をまさに盗ったお姉さんとはその後出身地や仕事の話で盛り上がりましたが、酒乱の気が入っているのか私をバシバシ叩いて、待合せのお姉さま方と丸の内の方角に消えて行ったのでした。このお姉さんとは酔った勢いもあったのでしょうが、メアド交換をして後日合コンをするという余談もつきました。
確かに、ここまで親しくなった例は他にはありませんが、隣に座ったお姉さん(おばさんの場合もあります)とお互い飲んでるお猪口を交換して味を比べたり、肴を勧めあったりすることは度々起こります。他の居酒屋やショットバーではまず、こんなことは起こらないでしょう。だいたい1人で酒を飲んでる女性に出会うことがまれですから。あっても、小料理屋位でしょうが、初対面では少し話をする程度でしょう。
何故ここでは、こんなに気軽に異性と親しくなれるのでしょう?理由をよく考えてみると、やはり日本酒のショットバーというのがないからでしょう。美味しい日本酒は飲みたいが、居酒屋は1人では入りづらいし、長居もしたくない。入るならオープンでおしゃれな所がいい。そんな女性の要望にマッチした店構えと雰囲気をもっているから、1人の女性客が多いのでしょう。
ところで、この女性客は日本酒がとっても好きなことはもう容易に想像がつきますよね。であれば、隣の客が飲んでる日本酒に興味を持たないはずがありません。その客が「これはうまいな」「今日一番の上手さだね」なんてしみじみつぶやけば、あうんの呼吸で「何ていうお酒ですか?」「東洋美人ですよ」「へー、そんなに美味しいんですか?」「えぇ。飲んでみます?」「えっ、いいんですか?」「どうぞ」という会話が自然に交わされるのも納得でしょう。
実に幸せな一瞬です。


 この店は東京駅の地下にあることから、消防法上の規制もあり、火は使っていない。しかし、燗酒は電気で十分温められるし、何より塩辛や酢で締めたままかりなど酒の肴がどれも美味しい。
 自分は湯葉と豆腐(冷奴風)が大好きであるが、聞けば材料を吟味して特別に作ってもらったものであり、限定品らしい。なので、鮮度や風味が落ちたらもう客に出さないとのこと。
 肴は一品300円位からあり、高くても量は少ないがからすみが500円位である。どれも冷酒と実に合う。 ある時、私はいつものようにカウンターに座り、酒盗(ここには鰹だけでなく鮪もある)をつまみにグラスを傾けていたら、右隣に30歳位の明るい感じの女の子が腰掛けた。
 彼女はロゼ色がかった日本酒のシャンパンを飲んでいたが、私が鮪の酒盗をつまみながら「これはうまい。絶妙だな」とつぶやきなから、グラスをあおってるのに興味を持ったのか、酒盗を指差し「それは何ですか?」って聞いてきたのであった。「うん?俺に話かけてるんじゃないよな」と半信半疑で彼女の方に顔を向けると、少しいたずらぽっいが、はにかんだ笑みを浮かべたOL風の娘がいたのであった。
 「あー、これは酒盗って言って、鰹の内蔵の塩辛だよ。ここは鮪があるから珍しいね。酒盗の名前の由来はね…」などどうんちくを披露していたところ、「おいしいんですか?」と聞くので「とっても美味しいよ」と答えたら「少し食べてもいいですか?」とのたまうではないか!「……ど、ど、どうぞ」とどぎまぎしながら勧めると、本当に私の目の前からとって食べるではないですか(*^^*)
これもカウンター席ならではの出来事でしょうか?