ラマダン期間中のドバイでは、日中公共の場所で飲食することが禁じられています。
飲食したら国外追放になるサウジアラビアほど厳しくはありませんが
罰金はしっかり取られます。お水もガムも、とにかくNG。
そうなると観光客はこの期間を敬遠することにかるわけですが…
実はラマダンは、ドバイ滞在の穴場な時期でもあります。
なぜなら多くのリゾートホテルが、この時期にお得なラマダンオファーを出してくるから。
普段はお高いホテルも、ぐっと値段が下がります
そしてこれらのホテル内では、日中も、飲食物だけでなくお酒の提供もアリ
そんなわけで、憧れのリゾートホテル、
アトランティス・ザ・パームに、お友達家族と一泊してきました
真ん中にドーン！とそびえ立つ、巨大ホテルです。
パームの幹の部分の道を車で通っていくと見えてくる、
パームの幹の部分の道を車で通っていくと見えてくる、
真ん中にどどーん！と穴の開いた建造物が、アトランティスです。
近づくと…わあ！ほんとでっかい…！
予約したのは、インペリアルクラブルームのパッケージ。
このプランだと、空港のラウンジのような施設、インペリアルクラブルームに入ることができ
追加料金なしで飲食することができます。
夕方2時間のハッピーアワーには、さらにお酒も飲み放題になっちゃう
また、ホテルに付属する巨大プール施設・アクアベンチャーと
ホテル内の水族館、さらにはホテル前のビーチとプールにも好きなだけアクセスできます。
ホテル内のスパは、2人で行くと半額でマッサージが受けられます。
ラマダン価格は1500AED（≒4万5千円）、他のシーズンより1、2万円安く
アクアベンチャーと水族館は、日帰りの場合
大人ひとり310AED、子ども（3歳以上）ひとり250AED。
我が家の場合はそれだけで835AEDかかります。宿泊したら2日間施設を楽しめるわけで、お得
UAE居住者には、宿泊料金がさらに15%安くなる特典もあります。
チェックインは15時からですが、
チェックインは15時からですが、
部屋が空いていれば案内してもらえると聞き、
アクアベンチャーが開く10時を目指して出発。
西棟のインペリアルクラブで受付を済ませると、朝食の席に案内されました。
しまった…！朝ごはんが食べられるなら、もっと早く出てくればよかった
部屋にはすぐ通してもらえました。
フルーツがサービスでついてるってことは、
中にはやっぱりシャーク！
インペリアル・クラブは複数あり、どこも使用できます。
7階の部屋にエレベーターで上がると、窓から青く広がる海が見えます。
わあ…きれい
住んでる場所と同じドバイだと思えない（笑）
お部屋も素敵です
ホテルにも穴が開いてるけど、お風呂の壁にも開いてる！
お風呂をくり抜いた壁は、ベッドのヘッドボードに…
なっていませんね。
このベッド、ふかふかで超寝心地よかった
はーこ、早速乗っています。
お部屋からは、ホテルのプールが見えます
結局1台に母子3人、1台に夫が寝ることになり
両側椅子でガードして枕を置いて落下防止に苦心したり、狭かったりでしたけど
でもふかふかだったから癒されました
キャー！リゾートに来ちゃったよう
に来ちゃったよう
台湾のビジネスホテルでもタイのホテルでもありましたけれど
さらにビーチサンダルもサービスでついていました。
よう作りはったな…！
チョコレートがついてるのは初めて
しかも、中東のゴディバ・Patchiのチョコレートです。
デーツチョコ3つと、大きなショコラ3つの嬉しい詰め合わせ
この麻のトートバッグももらえます。
色違いもあるみたい。可愛いです！
なんだー、このためにビーチサンダル買ったのに‼︎
ドバイのしまむら・Maxで買ったので、15AED（≒450円）でしたけど
ついでにビキニはスーパーマーケットのカルフールで買ったので、29AED（≒900円）ですけど
いろいろサービスでついていて嬉しかったのですが、なぜか歯ブラシはなく…。
リクエストしたけれど、持ってきてくれませんでした
やむを得ず、つーこの歯ブラシで磨いて、終わったのは廃棄…。
あと、お友達家族とのコネクティングルームを、
予約時にもチェックイン時にもリクエストしたのですが
廊下を隔てて向かい合った部屋同士になっていて
全然コネクトしてない‼︎
もう荷物も入れてしまって面倒だったので、クレームしませんでしたが
2家族で行った他の友達に聞くと、彼女たちはちゃんとしたコネクティングルームに泊まれて、
それも広いリビングの両側にベッドルームがあり、お風呂はジャグジーという素敵なお部屋だったそうです。
という素敵なお部屋だったそうです。やっぱり替えて、と言ってみればよかったかな…。
我が家は最初Booking.comで予約をしたのですが
アトランティスと直接やりとりするとベストレートが保証されるということで
エミレーツ航空のマイルが貯まるからとホテルとの直接予約に変更しました。
しかし蓋を開けてみると、Booking.comで予約した友人は、同じ値段でよりいい部屋、
しかも結局我が家にマイルはつかなくて、電話での会話だったのでマイルがつく案内をされた証明もできず…。
うーむ、メールの送り主によってハッピーアワーの時間も異なるものを送ってくるし
（2時間しかない飲み放題がいつなのかは、死活問題なんだぜ‼︎
）
）直接のやりとりはむしろ怪しいかも…と思ってしまったのでした
…と、モヤモヤすることはありましたが、
アトランティスでの滞在は期待の上を行く
超超超楽しいものでした
ホテルの中に、こーんな！
巨大水槽があります
と驚くばかりのでっかい水槽。
この水槽が眺められるレストランが有名ですが、
外にあるillyカフェからでもかなーり満足です
一般客もこの水槽でダイビングできます。
UAEは本当にサメが好きだなあ…。
巨大エイもナポレオンフィッシュもいます。
上から見ると、水槽の大きさがよーくわかります。
水槽は、ホテル内の水族館・ロストチャンバーからも眺められます。
こんなに高密度でウツボが入ってる水槽も初めて見たし…。
私たちの中では、みりん干しがそのまま泳いでるみたいな
カサカサしたお魚が話題になりました。
ちなみにこちらは、東棟12階のインペリアルクラブからの眺め。
どちらのクラブルームも使用できます。
水族館としては大きくないけれど、多種類の魚がいて見応えアリ！
きれいな熱帯魚の水槽にも、他ではあまり見たことのない
鮮やかなピンクや黄色の魚がたゆたっています。
ウツボってじーっと隠れているイメージですが
こちらも、他で見たことのない、ミルキーピンクなお魚。
ウツボってじーっと隠れているイメージですが
この子たちはアクティブに動きすぎてて写真がうまく撮れませんでした。
こんな巨大なハムール（クエ）も初めて見ました
クラゲの水槽は、やっぱり可愛い
そして海底人⁈も登場。
夫が「小学生の絵画コンテスト佳作」と失礼なことを言っていた天井画。
叫んじゃいました
アラブのおいしいお魚・ハムールも、ここまで育つと大味なんかしら…。
この水族館でいちばん驚いたのは、
目の前をアシカが横切っていったこと。
もちろん別料金ですが、イルカやアシカと触れ合うプランが
ここにはありまして、その子だと思います。
しかし館内を普通にペタペタ歩いていくとは…
アシカちゃん、なかなかの生臭さでした（笑）
さて、ここまでの写真でお気づきかもしれませんが、
この水族館は古代都市・アトランティスをテーマにしていて
館内には遺跡をイメージした装飾が施されています。
「ニモだー！」と子どもたちが喜ぶクマノミの水槽も、こんな感じ。
イセエビがぎっちり入っていて気持ち悪かった
この水槽、ギーガーっぽいです。
謎のフォルムのオブジェがあちこちにあって、面白いです。
ホテルの天井あちこちにある、海の装飾も面白い！
そう思うとこのホテル、和歌山のホテル浦島とか、熱海のハトヤに似てる気がします
でもホテル付属の、中東最大級のウォーターパーク・アクアベンチャーはもう、
他の追随を許さない楽しさ‼︎です。
です。防水カバーを持っていなかったので写真が撮れず
公式HPの画像でご紹介。
1人乗りまたは2人乗りの浮き輪に乗って遊ぶ流れるプールがあるのですが、
ものすごい波が来たり、すべり台から急流に落ちたり
もうとにかく楽しいの！
コースもとても長くて、一周するのに30分近くかかります。
小さい子も親と一緒なら乗ることができ、
つーこ@2歳9ヶ月も、ライフジャケット着用のうえ
チャイルドシートつきの浮き輪で波に乗り出しました。
見ている方は波にさらわれるんじゃないか、
浮き輪から投げ出されるんじゃないかとドキドキしますが
つーこは口をパカーッと開けて大喜び
「くるよー！またなみくるよー‼︎」と歓声を上げていました。
さすがにつーこはまだ乗れませんが
はーこ@5歳は大喜びだったのが、ビニールボートに乗って滑り降りるウォータースライダー。
ボートがひっくり返るんじゃないかとドキドキする
カーブがたくさんのスライダー・アナコンダと
大きな坂を振り子のように滑って降りてくるズーメランゴと
どちらも面白い‼︎
どちらもロシア系のお客さんと乗り合わせたのですが
終わるとみんな「Oh my god!」と顔を見合わせて笑いました。
子どもたちが乗れないスライダーも、
ママ同士・パパ同士で、子どもを見るのを交代して乗ってきました。
カプセルの中に入ると「3、2、1…」というカウントダウンとともに
足下の床がぱっと消え、ほぼ直滑降するこちらのスライダー。
自分の番まてヘラヘラしていた私ですが、
髪留めをはずすように指示され、
ビキニの上に、フードつきのムスリム水着を着ていたのですがそのフリルの部分をパンツにしまい込むように言われ、
さらにフードがひっかからないようにするためでしょうか…
背中にビート板を亀みたいに背負わされました。
ビート板なんか背負ったら、余計スピードが出るんでねぇの…
あれこれ注意されて恐ろしくなりましたが
今更引き下がれません。
3、2、1…
ギャアアー‼︎
叫んじゃいました
外から見たらこのスライダー、なんと一度上に昇るのです。
それでスピードを緩和しているのか、ランディングは意外とソフトでした。
ただ外からも見えたのですが、時々逆流してる人がいます
体重が軽い人は、止まっちゃったりするみたい…。
逆流したらどうなるのか、気になるところです。
