金曜日の朝はマーケット

ナショナルデーの今日は、ザビール・パークへ行ってきました。

ザビール・パークは、シェイク・ザイード・ロード沿いにあり、

メトロならばAl Jaffliya駅からすぐの、アクセスのよい大きな公園です。

そのザビール・パークで、冬季の毎週金曜日、9〜15時に、

Ripe Marketという市場が開かれるというので、遊びにいったわけなのでした。

ザビール・パークは3歳から、入園料がひとり5AED（≒150円）かかります。

ひとつしかない窓口で、おじさんがのーんびりチケットを売っているので

けっこうな列ができちゃってました テキパキやってくれーぃ。

中に入ると、やっぱりここにも45周年の立て看板が。

政府運営の公園ですもんね。

午後からはナショナルデーのイベントで、セラミック・ペインティングやマジックショーもあるようでした。

初めて来たザビール・パークは、魅力的な遊具がいっぱい

小さい子向けの遊具から、ボルダリングみたいな大きな子たちも楽しめるものまで、いろいろ揃ってます。

何がいいって、遊具がいい具合に点在していること。

遊具があって、大人がわいわい食事したりパーティーできるテーブルがあって、また遊具があって…なので

子どもたちを放牧しながら、大人はのんびり時間を過ごせます。

隠れ家っぽいアスレチックが、いい感じ

マーケットは、遊具ゾーンの向こうの、広い芝生広場を取り巻くように広がっています。

チビたちは遊具で遊ばせて、夫と交互に出店をまわってきました。

Ripe Market は本当に本当に

かわいいものばっかり‼︎でした。

正直そこまで期待していなかったのですが、

センスのいいハンドメイド雑貨やアート作品、外国輸入のおしゃれアイテム、オーガニックの石鹸や化粧品などなど、可愛いものだらけ

個人的には、ドバイモールに行くよりずっと、ここのほうが欲しいものいっぱいです

日本のこの手のイベントよりも、ハイセンスで質のいいものを売ってる印象でした。

紙細工が飛び出す、グリーティングカードは、ひとつ1000円くらい。

子供服も、ディスプレーからして可愛い‼︎

オーガニックコットンのベビー服なんかもありました

ハンドメイドのサンダルは、キッズサイズからあって、どれも可愛い

こちらのバレリーナなテディベアは、手足がきちんと動くようにできています。

チュチュの下には、ちゃんとパンツを履いているんですよ

1体160AED（≒5120円）です。

可愛いテキスタイルのクッション屋さん。

いろんな人種の人たちが描かれたタンブラーも好きです。35AED（≒1120円）

同じお店のぬいぐるみは60AED（≒1800円）。

マーケットを歩き回っている間は高く感じなかったのですが

冷静に考えたらちょっと高いか…

ハンターのおうちの壁に飾ってありそうな、リアルなサイやゾウの首だけ、のぬいぐるみもありました。

あっちのほうが面白かったかな。

グッときたのは、こちら、ブルカをつけたお人形の手作りキット。

ただこれ、700AED（≒22400円）もするんです

そのかわり、1体買うと、孤児や恵まれない子どもたちに1体寄付されるようになっています。

こちらのdumyeというお店は、ドバイモールにも店舗を構えているそう。

こちらのグリーティングカードも可愛いです。

右上のカラフルなゴキブリのカードがよかったんだけど、

使いやすそうな左下のカードを1枚買いました。

15AED（≒450円）です。

雲好き（笑）的に気になったのは、こちらのLEDライト。

昔行った韓国にこういうグッズがよくあった覚えがあります。

しかし、60AEDはちょっと高いかな…

アルガンオイルとハーブでできた、モロッコ石鹸のお店。

これも気になります。

他に自然の、食べられる素材だけを使った化粧品のお店もあって

ドバイに来てから、乾燥のせいなのかもうすぐ35歳だからか毛穴が気になる私、

1つ欲しかったのですけれど、現金が10AEDしかなかったのであきらめました。

こちらは、中東で撮った写真を加工して、木箱に貼り付けた作品たち。

小物入れになりそうな箱と、壁掛けの2タイプがありました。

目玉はこちら、made in ドバイの箱型バッグのお店。

アバヤみたいな柄からカラフルなものまで、いろんなデザインがあります

オンラインでも買えるようになってます。

友人の間でプチ流行中（笑）のこちらのお店は、レバノン出身らしい女性デザイナーによるもの。

ご本人が販売してます。

ripe marketの出展者は欧米人が多くて、お客さんもドバイに住んでる欧米人とエミラティが中心、な印象。

そもそも金曜午前中は、ムスリムにとってはモスクにいく時間なので、

非ムスリムの人たちのためのマーケットなんだろうな…。

中東発のお店は貴重な感じです（たぶん）

オーガニック野菜のお店や

フードの屋台もいろいろありました。

コールドプレスジュースにナッツのシェイクのお店、行きたかったな。

お肉屋さん、プライム・グルメがやってるステーキサンドイッチとハンバーガーのお店なんかも出展してました

アフリカ料理だとかブラジル料理だとか、本当にいろんなフードが揃っています。

マーケットの端っこには、小さな触れ合い動物園も！

ウサギ、ハムスター、モルモット、羊、オウム、亀、ヘビなどの動物たちを

お膝に乗っけてなでなでできます。

かわいいポニーに乗ることもできますよ

マーケットを散策した後、家族で乗れる4人乗り自転車の貸し出しがあったので

ケラケラ笑う子どもたちを前に乗せ、メタボ夫婦で必死の形相でこぎまくり

公園を周遊してきました。

ザビール・パーク、妙なものがたくさん見られます（笑）

いつも車から見て気になっていたこの建造物。

初めて近くで見られました。

これ、なにかというと額なんだそうです。

完成したら、真ん中に王様の写真が入ります。

ビルかなにかができるんだと思ってたら…さすがドバイですね！

こちらは、宇宙型テーマパークの廃墟です。

太陽系の星々をかたどったドームが並んでいます。

地球のドームからは、ちょうど日本の太平洋側のあたりからジェットコースターが飛び出るようになっています。

でも、廃墟です。ボロボロのカートが打ち捨てられてます。

片付けないのかな…。

そして、園内になぜか突然出現する城。

写真に撮れなかったのですが、後ろにそびえたつブルジュ・ハリファが見えます。

シャチホコの乗った天守閣と、ブルジュ・ハリファのコラボレーションが楽しめます。

他には上海の街並の再現もありますよー。

12月になったドバイ、日射しはまだまだ強くて灼ける暑さですが

風そよぐ日陰では、とても気持ちよく過ごせます

公園の木陰のあちこちにテントが張られ、いろんな人種の人々が楽しそうに休日のひとときを過ごしています。

マーケットは欧米人が多くて、あちこちでUKロックやダンスミュージックが流れるフェスの雰囲気でしたが、

お昼からはアバヤの女性と子どもたちが、大量のスナック菓子や敷物を抱えて出てきました。

インド系の若い男女は、歓声をあげながら電車ごっこみたいな何かのゲームに興じています。

インドのおじさんたちは、ビリヤニでも入れていたのか、巨大な鍋やバーベキューのコンロを抱えて歩いていきます。

フィリピン人のグループは、サンタ帽をかぶってだいぶ早いクリスマスパーティー中。

そのお隣では、ヒスパニック系の人たちが、足下の太鼓を叩いてセッションしてます。

日本人のお友達にもたくさん会いました。

そよ風に、木漏れ日、笑い声、食べ物の匂い。

冬のドバイの公園は天国です

一年中こうだったらいいのになー！

夏が地獄だからこそ、天国のように感じるのかもしれませんけどね

ちなみに、日本の友達にザビール・パークと言ったら、

ザ・ビール・パークと勘違いして、「イスラム教国なのに、さすがドバイは攻めてるね！」ですって。

ビールめっちゃ飲みたかったよ！

ビールあったら本当の天国だったよ！

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