妊娠中に子供の病気を知らされるって、
親にとってはとても辛いことだと思う。
だけど、事前に分かっていた方が、
母子ともによりよい選択をできるんだろうね。
そう思って今を受け止めている。
お腹の子供達が臍帯ヘルニアかもしれないと告げられた夜。
母から電話があった。
母には、お昼に赤ちゃん達のことをメールしていた。
なんて伝えようか迷ったんだけど
と、前置きをして話しだしてくれた母の優しさにまた
涙がとめどなく溢れた。
子供は親を選んで産まれてくるんだよ
もし 障害のある子供が産まれたとしても それは
あなた達なら 育てられるから産まれてくるんだよ
障害のある人って 本当に心が奇麗で優しくて
きっと そうしないと世間で生きていくには
魂が奇麗すぎるから そうなるんだろうね
そういう子が あなた達を選んで産まれてくるんだから
ラッキーなんだよ
あなたも どんな子が産まれても育てる
どんな子供でも愛する覚悟を持ちなさい
いつまでも悲しみに暮れたらいけないよ
母性は 産まれてからしか出てこない
だから今は お腹の赤ちゃんに話しかけたり
いい音楽聞いたり 絵本読んだり
今を赤ちゃんと一緒に乗り越えなさい
母の言葉そのままには書けなかったけど
こういう話をしてくれて。
私は自分自身の覚悟が甘かった事に気づいた。
覚悟を決める事にした。
まだ未熟な覚悟だけど、大事に育てていくんだ。