双子妊娠、早すぎる別れ

双子妊娠、早すぎる別れ

妊娠12週に、双子そろって臍帯ヘルニアかもしれないと告げられた。結局もっと重い病気だったために16週で中期中絶。自分自身の気持ちの整理のため、そして双子が生きていた証としてブログを残すことに。

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今年も終わりの月を迎えた。

悲しみのあの夏から4ヶ月。

季節が変わる中で、友人と会う機会も何度かあった。


家族にしか会わないでいると、そこは守られた世界で。
口に出さないまでも心の悲しみを共有できていて。

だけど。

そこから一歩外に出たとたん思い知る。

私の心の内に潜んでいるこの気持ちは、
それを知らない人に伝えるにはあまりに悲しすぎるということを。

そうして、幾人かの友人に会いはしたが、
結局誰にも胸の内を明かす事はできなかった。

そして、友と会った日の夜は
涙が出てきてしかたなかった。

伝える事すらできなかったという事実が、
私の悲しみをいっそう浮き彫りにするからだ。

あと何度この夜を迎えれば、涙を流さない日がくるのだろう。



私は友に伝える事ができなかったが、
もしかしたら向こうの方でも、伝える事のできなかった何かがあるのかもしれない。
それは夫に言われたセリフ。

自分だけが不幸、というわけではないのだから
いつまでも悲劇のヒロインという別けにはいかないんだ。

頭で思うのと心は別の話なのだけど、なりたい私になるために。
なるべくポジティブにいたいと思う。

辛い気持ちはココに秘め置いて。