スーパーの冷蔵食品コーナーで前屈みに商品を覗き込んだ時、頭のてっぺんから冷や〜っとした冷気が降りてくるのを感じた。

おぉ これは気持ちいい❤️

 

そう言えば冷蔵庫の中に入っているところをわざわざSNSに投稿して炎上したり、逮捕されるバカがいる。

耳目を集めるのが目的なのだろうが、その瞬間は後先の事が頭から消えてしまうようだ。

 

ところでバカはどうも3種類に分類されるような気がする。

 

①バカを装うバカ

注目を集めるのならバカになるというのが最も賢明な方法である。

特に専門知識や技術、経験、話術などがいらないから誰でもできる。

バラエティ番組などでバカがもてはやされる風潮がこれに拍車をかける。

 

②愛すべきバカ

最近耳にする事が少なくなったが“天然”という表現がある。

バカとごちゃ混ぜに使われるがちょっとバカとは言い難い。周りの人と少し違った“雰囲気”をもった人と言うのが正解かも知れない。

皆がこうだとちょっと考えものだが、何人かの中に一人ぐらい混じっている方が場が和む。

 

③バカと笑われて得意になるバカ

「こんな事をするとどうなるのか」と言った言わば連想力と抑制力が欠如している場合が多い。

尊敬されるよりバカといわれて笑われることに幸せを感じる。

テレビで①のバカを見て共鳴し、バカと言われて笑われる事は人気者の証であり皆にモテる事と勘違いしてしまう。

行為に後ろめたさや悪いことという意識があればコッソリ隠れるものだが、寧ろより多くの人々に晒される事を好む。

SNSやメディアのおかげでこのバカが簡単に拡散し、注目を集めるので願ったりかなったりである。

 

こう考えると3番目のバカが最もタチが悪い。

 

などと考えながら、そこにいつもより時間をかけて丁寧に商品を覗き込んでいる自分が居ることに気がついたw