今日は午後からジムニーのレストア作業の続きです。

前回溶接したフロアパネルですがその上にカバーパネルが付きます。
本来は前方フロアパネル&後席フロアパネル&カバーパネルが3枚重なってスポット溶接で止まってます。
こうする事により強度を出していると思うのですが、袋状になったこの部分は外から全く見えません。
このためフェンダーから錆が発生→穴が開く→その穴からフェンダー内の水が浸透→袋部分が腐食→フロアパネル腐食という図式になります。
つまりフェンダー部からの侵入さえ防げれば良いのではと。
恐らく純正ではここのシーリングが甘いのではないかと思われます。

長くなりましたが、まずはカバーパネルをフィッティング。

おー。
パット見はね^^;

実はこのセンタートンネルが曲者で、全てのフロアパネルを付けた最後に付くんです。
そう。
ここを剥がすとなるとかなりの大仕事です。
前オーナーもここで断念したようです。
このセンタートンネルを交わさないとダメなのでカバーパネルの一部を切り欠きました。
このためか?パネルの強度が落ちてペランペランに(T_T)
ペランペランになってしまったので、はめ込んだ際に浮いてしまう部分も(笑)
ここを溶接してしまうと、中が錆びてしまいそうなので、本来はパネルボンドを使いたかったのですがフランジ部はサビサビです。
という事でフランジ部には愛用しているGM1508を塗り替え、パネル被せリベットで固定することに。

この樹脂を塗る作業をしていたため途中の画像はありませんm(_ _)m


いやあ何とか張り終えました!
もっとリベット打っても良いかも知れませんね。
まあ後からでも出来るので大丈夫でしょう。

ここまでやって思ったこと。
GM1508をフランジ部分に塗り乾燥後にパネルボンドを使えばリベットはそんなに要らなかったのでは?と。
すでに遅しですが。。。
パネルボンドは高いのでどの道使わなかったかと思いますが^^;

万が一、この車が新たなるオーナーの元に行き再度錆びたら、この部分を見てびっくりするかと^^;
もう2度とここの部分を開けられ無いように、更に外側から樹脂を塗っても良いかなと(笑)

とりあえずここの部分でフレームとの接続不十分で車検に落ちることは無くなったかと思います。