友達「バレちゃったか〜
完成してから見せたかったのにな〜」
私「………なんで?……ふたりは………」
「…………………」
「いた!!」
突然 大きな声がして 女の子達が
こちらに走りよってきた
「サトシ〜❤サトシだよね〜」
白い服の人は
スっと 後ずさりし
建物の裏に周りこみ 隠れた
「待ってよ〜サトシ❤」
私と友達には 目もくれず
そばを 走り 抜けていった
白い服の人を 追いかけ
別の女の子は
建物の反対側から回り込もうと
走っていった
建物の裏手には 川が流れ
草が生い茂る 土手になっていた
いじめられっ子 だった 私の
隠れ場所
勝手知ったる建物の影を探し
白い服の人を 見つけた
ここじゃ……
見つかるのも 時間の問題
私「こっちに……」
白い服の人の袖を引っ張り
その場所から 少し離れた
表からは
見えずらい場所 に移動した
私「そこに……隠れてて……」
〜次から妄想話〜