世界の素敵な街に
お出かけした記録です
韓国編
釜山駅から
KoRail 京釜線で
慶尚北道の
クライアントのもとに
向かいます
当時は
目的地の駅に
新幹線KTXが
止まらなかったので
特急セマウル号に
乗ります
韓国の新幹線KTXは
スマートで速いですが
タイトなので
少々窮屈です
セマウル号は
とっても
ゆったりしたシート
足元が非常に広く
ほぼ水平まで
リクライニングします
でも
時間によっては
ものすごく満員で
指定席はすぐに
売り切れます
~~~
こんな時は
急行ムグンファ号の
指定席に乗ります
特急料金のいらない
急行列車は
乗っている人の様子が
全然違います
通勤・通学の人や
おじいさんや
おばあさん
行商のおばさんたちで
満員です
特に
指定席と表示がしてある
訳ではないので
指定席にも
座っている人がいます
車掌さんに言えば
良いそうですが
たいていは
指定券を見せると
移動してくれます
~~~
ところが
あるとき
私の指定席に
高齢のおばあさんが
座っていました
おばあさんは
私に気づき
立とうとされましたが
私の方が慌てて
思わず片言の韓国語で
おばあさん
どこまで行くの?
密陽・ミリャンよ
と言って
立とうとされます
私は
もっと先まで行くので
密陽まで座ってて下さいね
と
なんとか片言で伝えて
座ってもらいました
郷に入っては郷に従え
年長者を敬う
儒教の思想が
色濃く残っているのが
このお国の特徴です
※
実は
なんと
このおばあさんは
流暢な日本語を
喋られます
色々お話を
聞かせてもらって
密陽まで
楽しく過ごしました
ムグンファ
무궁화 無窮花
韓国の国花です
日本では、
木槿(ムクゲ)といいます
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また別の日ですが
急行ムグンファ号の
私の隣の席に
おじいさんが座りました
持っておられる
レジ袋には
缶ビールが二本
あんたも飲むかい?
と言って
二本しかないビールの
一本を私に
差し出してくれます
私は
お酒が飲めない
ことにして
丁重にご辞退しました
おじいさんは
一気に二本を飲み干して
眠ってしまわれました
~~~
特急を諦めて
あえて
急行列車に
乗って見た時に体験した
エピソードです
続きます~☆
by さとえうえぶ
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