世界の素敵な街に

お出かけした記録です

 

韓国編

 

 

 

 

釜山駅から

 

KoRail 京釜線で

 

慶尚北道の

クライアントのもとに

向かいます

 

 

当時は

 

目的地の駅に

新幹線KTXが

止まらなかったので

 

特急セマウル号に

乗ります

 

 

韓国の新幹線KTXは

スマートで速いですが

タイトなので

少々窮屈です

 

 

 

 

 

 

セマウル号は

とっても

ゆったりしたシート

 

 

足元が非常に広く

ほぼ水平まで

リクライニングします

 

 

 

 

 

 

でも

時間によっては

ものすごく満員で

 

指定席はすぐに

売り切れます

 

 

 

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こんな時は

急行ムグンファ号の

指定席に乗ります

 

 

 


 

特急料金のいらない

急行列車は

乗っている人の様子が

全然違います

 

 

 

通勤・通学の人や

おじいさんや

おばあさん

行商のおばさんたちで

満員です

 

 

特に

指定席と表示がしてある

訳ではないので

 

指定席にも

座っている人がいます

 

 

車掌さんに言えば

良いそうですが

 

たいていは

指定券を見せると

移動してくれます

 

 

 

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ところが

あるとき

 

私の指定席に

高齢のおばあさんが

座っていました

 

おばあさんは

私に気づき

立とうとされましたが

 

私の方が慌てて

思わず片言の韓国語で

 

 

おばあさん

どこまで行くの?

 

 

密陽・ミリャンよ

 

 

と言って

立とうとされます

 

 

私は

もっと先まで行くので

密陽まで座ってて下さいね

 

 

なんとか片言で伝えて

座ってもらいました

 

 

郷に入っては郷に従え

 

年長者を敬う

儒教の思想が

色濃く残っているのが

このお国の特徴です

 

 

実は

なんと

このおばあさんは

流暢な日本語を

喋られます

 

色々お話を

聞かせてもらって

密陽まで

楽しく過ごしました

 

 

 

 

ムグンファ

무궁화 無窮花

 

韓国の国花です


日本では、

木槿(ムクゲ)といいます

 

 

 

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また別の日ですが

 

急行ムグンファ号の

私の隣の席に

おじいさんが座りました

 

持っておられる

レジ袋には

缶ビールが二本

 

 

 

あんたも飲むかい?

 

と言って

二本しかないビールの

一本を私に

差し出してくれます

 

 

 

 

 

 

私は

お酒が飲めない

ことにして

丁重にご辞退しました

 

 

おじいさんは

一気に二本を飲み干して

眠ってしまわれました

 

 

 

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特急を諦めて

 

あえて

急行列車に

乗って見た時に体験した

 

エピソードです

 

 

 

 

続きます~☆

 

 

 

by さとえうえぶ
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