15年越え2台持ちの

ハーレーオーナー

 

さとえうえぶ

 

ハーレーの魅力について

 

大真面目に

言いたい放題

 

魅力の真相?を

語ります~☆

 

 

 

 




ハーレー三拍子の

出し方

 

 

この方法は

三拍子が出ることを

保証するものでは

有りません

 

 

 

~~~

 

 

 

TC88キャブ車

シロコの場合

 

寒い日に

チョークを引いて

暖機します

 

シロコの場合

普通の寒さなら

5~15秒程度で

チョークを戻し

 

完全に暖機が

出来ていない状態で

 

500~600rpmで

アイドリングさせます

 

この時

ほぼ確実に

三拍子が発生します

 

 

2006年式FLHRSシロコ

TC88エンジン

約600rpmです

Canon EOS Kiss X7  EF-S24mm F2.8 STM

動画モード

 

 

走行した後など

完全に暖機された後でも

 

寒い日なら

エンジンを停止して

20~30分程度待って

 

エンジンが

完全に冷める前に

始動すると

 

同じように

三拍子になります

 

 

これらの方法は

寒い日限定です

 

今の季節みたいに

暑くなってくると

この方法では

出なくなります

 

 

 

~~~

 

 

 

 

エヴォリューション

エンジンの場合

 


 

VOESの配線をカットする

または

VOESのホースを塞ぐ

 

 

これで

ほぼ全車で

三拍子になるそうです

 

 

エヴォリューション

エンジンの場合

エンジンの負荷状態を

負圧スイッチで

検出しているので

 

高負荷状態である

OFFに固定することで

 

ノッキングを

防ぐために用意された

点火時期が

より遅い方のマップに

切り替わるので

 

三拍子のアイドリングに

なります

 

 

この方法の場合

VOESのマップが

高負荷用の

遅い点火時期に

固定されるため

 

そのまま走行すると

エンジンの

ピックアップ

レスポンスが

鈍化し

 

高回転が

回りきらなくなることが

予想できます

 

 

ハーレーに

クイックなレスポンスや
高回転の吹け切りなど

関係ないや~☆

 

と言う方には

とっても

余計なお世話でした!

 

 

~~~

 

 

本日の内容を

再確認してみます

 

 

~~~

 

※9

TC88キャブ車で

三拍子を出すには

寒い日に

十分暖機しない状態で

500~600rpmで

アイドリングさせると

三拍子が出る 

 

 

無改造で

三拍子を出す方法ですが

暖かい季節では

この方法では

三拍子は出ません

 

 

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※10

エヴォリューション

エンジンでは

VOESの配線をカットする

または

VOESのホースを塞ぐと

三拍子が出る

 

但し

そのままで走行すると

エンジンは

完全調子ではなくなる

 

 

VOESについては

本文の最後に記述します

興味があれば

読んでみて下さい

 

 

 

~~~

 

 

 

☆☆☆☆

異論・反論

オブジェクション

 

どんなご意見でも

歓迎ですが

 

私が知りたいのは

内燃機関工学に基づく

論理的な発生理由です

 

 

三拍子にする方法

とか

三拍子に拘るな

とか

三拍子にすると壊れる

とか

でも構いませんが

 

何れも

出来ればで良いので

論理的な理由付けを

お願いします

 

 

三拍子について

次回以降も続きます~☆

 

 

 
 
以下は
VOESについてです
 
興味のある方は
読んでみて下さい
 
 
VOES
Vacuume Operating 
Electric Switch
 
 
エンジンの負荷状態を
検出して
高負荷状態では
ノッキングを防ぐために
点火時期を遅らせる
制御を行う機能です
 
 

 

点火時期とは
圧縮した混合気に
スパークプラグで
点火する際に
 
点火→着火→爆発
 
点火から爆発まで
わずかですが
タイムラグが生じるため
 
圧縮上死点の少し手前で
点火する必要があります
 
しかも
エンジンが高回転ほど
早く点火する
必要があります
これを
進角制御と言います
 
古くは
遠心力を利用した
遠心ガバナで
回転数に対応した
進角制御をしていましたが
 
 
エヴォリューション
エンジン
以降では
 
制御用コンピュータ
ECMに
 
回転数に応じた点火時期が
マップ化されて
記憶されています
 
 
また
ハーレーの
VOESシステムでは
 
エンジンが高負荷状態に
なった時に
ノッキングを防ぐ為に
 
通常より
点火時期を遅らせた
もう一つの
マップを用意しています
 
 

 

~~~
 
 

エヴォリューション

エンジンでは

 

インテーク

マニホールドに設置した

負圧スイッチと

エンジン回転数から

 

エンジンの負荷状態を

検出して

点火時期のマップを

切り替えます

 

 

 

~~~
 
 

 

本文の改造では

負圧スイッチを細工して

 

コンピュータに

高負荷状態と

疑似的に判断させることで

 

高負荷用のマップに

切り替えています

 

これにより

三拍子に必要な

遅い点火時期を

得ています

 

 

 

~~~
 
 
 
TC88エンジンでは
負圧の検出は
スイッチではなく
 
アナログセンサー
となっています
 
私の拙い英語の知識で
TC88の回路図を
見てみたとき
 
負圧の検出は
2bitのA/Dコンバータ
となっていました
 
2bitなので
00・01・10・11
 
4段階に
負圧を検出できます
 
マップは2種類ですが
その他の情報との
組み合わせて
より複雑な
切り替え制御ができます
 
これにより
エンジン温度が低い状態で
低回転でエンジンを回すと
点火時期を遅くする
必要があると
判断するのではないかと
考えています
 
 
 
 
 
 
 

 

by さとえうえぶ

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