15年越え2台持ちの

ハーレーオーナー

 

さとえうえぶ

 

ハーレーの魅力について

 

大真面目に

言いたい放題

 

魅力の真相?を

語ります~☆

 

 


Canon EOS Kiss X7  EF-S24mm F2.8 STM




私のクロスケ

ソフテイル・デラックス
2009年式FLSTN


エンジンはTC96B型

 

すでに旧型となった

エンジンなのですが

 

その魅力を

語ってみたいと思ます

 

 

 

~~~

 

 

 


TC96B型エンジン

 

 

TCはツインカム

文字通りカムシャフトが

2本あります

 

OHVなのに

ツインカムです

 

 

 

 

 

96は排気量

96立方インチ
1584cc


最後のBはバランサー
エンジンの振動を打ち消す
バランサーが付いています



このTC96B

バランサー付きのエンジンは
ソフテイルファミリーだけに
採用されていました






バランサーについては


振動を抑えると

ハーレーの魅力が

なくなる

 



大きな反響

(ほとんど批判)
を呼びましたが


当然のことながら


バランサーを

追加したくらいで


巨大なVツインエンジンの
振動がなくなるわけでは
有りません



最新型の

ミルウォーキーエイト
エンジンでは

 

ソフテイルが2本

ツーリングは1本の

バランサーシャフトを

装備しています

 



~~~



実は


エンジンが

ラバーマウントされた
他のファミリーと違い


ソフテイルファミリー

だけは


エンジンがフレームに
リジッドマウント

されています


このためハーレーの

Vツインエンジンの
特有の振動を
 

ダイレクトに

感じることが
できるのです


しかも

バランサーのおかげで
適度に快適に!




これは


エンジンが

ラバーマウントされた
他のファミリーとの


大きな違いとなっています



ラバーマウントと
リジッドマウント

どちらがお好みかは
さておいて


どちらも

ハーレー独特の魅力を
目いっぱい振りまいて
くれます~☆



~~~



また

1999年に登場した

一世代前の

TC88型エンジンと

 

 

2007年に登場した

TC96型エンジンは

 


同じ

ツインカムエンジンなので
排気量が増大されただけと
思われがちですが


実際は

この両者には
大きな個性の違いが

有ります


過去のエンジンの
モデルチェンジと

比較しても


その違いは

大きいのだそうです








~~~


スロットルを煽ると
TC96型の方が

かなり軽やかに

エンジン回転が上下します

 

 

ズッドーン・ズッドーン

と回るTC88に比べ

 

TC96は

フライホイールマスが

とっても軽い感じです

 

 

スターター機構も

変更されており

カーンと言う

独特の音を伴って

スターターが回ります

 



~~~

 

 

TC96型エンジンから

キャブレターが全廃され

全車インジェクション

となりました

 

排気規制に

対応するための方策ですが

 

イージーな始動性と

安定した出力を

得られました

 

 

しかし

アイドリング回転数が

1000rpmと

高かったことや

 

スムーズな

パワーフィールが

それまでの

ハーレーファンを

大いに失望させました

 



~~~
 

 

 

排気量が

88立方インチから

96立方インチに

約150cc

拡大されましたが


当時厳しくなった

排気ガス規制による

パワーダウンに

対応したものなので

 

特別パワフルになった

感じはしませんが


スムーズに回転が上がり

スピードが乗ってきます

 

 

このように

TC88とTC96では

パワーフィーリングが

かなり違っています

 



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結果として

シロコ

2006年式FLHRS

 

クロスケ

2009年式FLSTN

 

外観は

比較的似ていますが

 

ほとんど

別のバイクと

言っていいほどの

違いがあります

 



ハーレーは

各年式・各車種で

非常に強い個性を

持っているのです




乗らねば解らぬ
ハーレーの魅力!


車種選びの際には
ぜひぜひ

 

気になる車種すべてを

乗り比べて
みてください~☆

 

 

by さとえうえぶ

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