東京、冬の朝にはまだ月が光っていて、早起きさんと酔っ払いさんが街を寒そうに小走りに歩く。



私は未完成の原稿にため息をかけて、街に出た。


走りたくなったから、走っていたら、夜と朝が混じりあった光りに自分の影が幾つもある様に見えた。スピードをあげればあげる程、自分が自分の影にぬかされる気がした。


心臓がどきっ(◎-◎;)とした。

ゆっくり走って、呼吸して、私は私に勝ちに行く。


今年こそは!自分に勝ちたいと思った。



《原稿仕事集中しますΩÅΩ;》自分にいつも甘いサトウ。