お月様が無かったら、私、文章なんて書けなかった。


阪神淡路大震災の時に神戸から大阪に引越して、なんか、可哀相とか思われるのがむっちゃイヤで地震の事も神戸の事も、誰に聞かれてもあんまり喋りたくなかったし、話さなかった。


でも、理科の授業の時にお月様についてって、作文があって、その時『阪神淡路大震災でいつもの神戸の街が真っ暗闇みになったけれど、私は、真っ暗闇の中で見たお月様が、むっちゃ燃え上がるオレンジ色で、今までの人生で見たお月様の中でいっちゃん綺麗やった。と感じました。』といった文章を書いた。

私の人生の中でこの文章がいっちゃんホメラレました。だから、イマダニ書いています。



そして、元イエローキャブの野田社長と副社長の小森さん、当時のマネージャーさんの山根さん、野口さんにも、書く事で、本来の自分をそのまま表現し客観視して書く楽しみを教えて下さった。これがチャンスでした。本当にありがとうございます。

これからは一人称じゃなくて三人称にもトライして行きたいと思っています。

明日は曇りだからか、まだ見えぬ月に、期待を込めて。

佐藤