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私は、いつも、悲しくなると、ママを思い出します。

臍の緒で繋がっていた、ママは私の運命の人だから、弱音と言い訳ばかりで母から離れない私を許して下さい。


ママとパパが都内近郊の私の近くから、遠くへ引越しをして、強がりな私は毎日毎日泣きました。ママに会いたくなりました。


ママのおにぎりが食べたい。決して美味ではない。ただ、優しく暖かい味でした。オカカかシャケとシロゴマのおにぎりが食べたい。デビューして、今もずっとだけど、ダイエットとの闘いでもあります。でも、演者を選んだのですから、綺麗な体になりたいです。

私がグラビアを始めた頃、全然お家にいる時間が無くて、ママがおにぎりを作ってくれました。でも、おにぎりを小さく小さく握ってくれて、凄い嬉しかった。ママの愛情がいっぱいのおにぎりを一つでも多く食べたかったから、その時、なぜだか、泣きながら食べたおにぎり。本当に幸せの味がしました。


今年のひな祭り。昨日、ママに電話をしたら、パパが出て、『ママは歯磨き中で、出れません。』と言われ、なんて可愛いママだろう。と思った。でも、歯磨き終わりで電話に出たママが『エリちゃんに会いたくてホームシックなの。』と言われ、また、涙ぐむ私。(ちょっぴり変な日本語だけど、そこも母のアジだ。:_;)私はただ『ぅん。ママ、今度、おにぎり作ってね。』と言うのが精一杯だった。母は、『ひな祭りだから、婚期が遅れないようにひな人形を出したけど、ひな人形が可愛いくて、しまうのが可哀相だから、とうぶん出してるね。』と言う。それじゃ、余計に婚期が遅れるじゃないか。とも思いつつ、まぁ、いいか。とうぶん、私は、子供でいよう。歯磨き中は電話を出ない母の子供で。