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ある日、疲れた私の目ん玉からポロリポロリと大粒涙が落ちてきた。

よく見てみると、それは涙なんかじゃなくて、コンタクトレンズだった。

コンタクトレンズには、いつもならば薄い透明に近い字で何か書かれてた。それが、いつもは読めなかった。でも、その日は読めた。『ガンバルマン』って書かれてた。ガンバルマンと言うのは、幼い頃からの母との約束のおまじないの言葉だった。

何か嫌な事があっても『エリちゃんは、ガンバルマンだから何でも出来るよ。』って言ってくれた。(マンって男じゃん。でも、いいじゃん。)

目からウロコが出ても、コンタクトレンズが飛び出ても、生きてるだけで、皆が皆ガンバルマンなんだよ。ガンバルって事は本当に人によっては辛く苦しいかもしれない。だから、日々、毎日毎日、私は、優しくなりたいと思います。

ガンバレ!とは言いません。ガンバレなかった日に、笑顔でガンバレナイスな違う言葉を浮かべます。


ガンバルマンズ!。


生きた事は頑張った事。
ガンバルマンズ。
過去に思い出すのは、未来に思い描く、優しい匂い。