今年のお正月明け…15日に母を亡くしました。

父は2年前に亡くなり、今は相続手続きを進めている所です。

妹夫婦とは色々あり、決して良好な関係ではありませんがそれにしても酷い事が次々と発覚し混乱しています。


今後は相続手続きについての生々しい話しになると思います。

私の場合はかなり特殊な形だと思いますが、もし同じような事で悩んでおいでの方がいらっしゃったら

参考になればと書いて行こうと思います。


記録の為に書いています。

お付き合いいただけたら嬉しいです。


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人は皆亡くなったら良い人になる…

残された者は良い思い出と共に生きて行く。


最初に思ったのは祖母が亡くなった時でした。

昨日のブログにも書きましたが、祖母と母は本当に折り合いが悪く…母にとって祖母は【意地悪な姑】でした。

私は祖母が亡くなった時、


母が泣かないのでは?


と、真剣に心配しました。

そして…お通夜からお葬式の間中母のことを見ていました。


お母さん、お願いだから泣いて…

酷いお母さんだと思わせないで!


母が涙を流したのを見て、心底ホッとしたのを覚えています。

(その後私は精神の均衡を崩し、精神科に通う事になるのですが…その話しはまた明日書こうと思っています)


祖母が亡くなって、久しぶりに従兄弟達と会いました。

父はあの年代には珍しく、2人姉弟。

父方の従兄弟は伯母の息子2人だけです。


祖母は病院で亡くなり、実家に帰って来ました。

伯母夫婦と従兄弟も実家にやって来て、納棺をした時だったと思います。


最後まで謝ってもらえなかった!

この人は私に謝らなかった!


絞り出す様に母が呟きました。

それを聞いて伯母が言ったのです。


辛い思いをさせて申し訳なかったわね。

許してちょうだい…


そして、従兄弟が続きます


叔母ちゃん、みんなわかってるから。

叔母ちゃんが大変だった事知ってるから、わかってるから…


みんな泣いていました。

この一件があったから、母はお葬式の時泣けたのだと思っています。


その後斎場に移動してお通夜となりました。

夜遅くまで祖母の思い出話しをするのですが…

楽しい話しばかりニコニコ

大笑いしながら語り合いました。


私にとっては、大切な母親をいじめる存在だったはずですが、亡くなってみると…

楽しい思い出、感謝の気持ちがいっぱい溢れてきました。


妹子はどうだったのだろう…祖母の事を良い人と思えなかったのかなぁ、だから前に進めないのかな…

妹子との今の状況からそう思えてならないのです。