台湾の海洋汚染は深刻です。半導体の製造工程では大量の水を使います。

製造工程ごとに違う薬品を使います。

 

有明海は閉鎖海域なので台湾以上に深刻な問題になるのです。

希釈すれば問題ない。

それはありません。

食物連鎖により数万倍から数十万倍に濃縮されます。

 

有明海をみてください。

有明海 および 島原湾

台湾は外洋にあり、台風がくると海の水は攪拌され海岸線は洗浄されるとおもいます。

しかし、有明海は有害物質が溜まる一方です。

これは深刻な問題となります。厳しい規制が求められます。

 

ある方が台湾の行政と牡蠣の養殖業者に電話されて緑岩牡蠣の件を問い合わせたそうですが、それは昔のことです。

今はありませんとのこと。水俣病当時の牡蠣も味も色も変わらなかったといいます。真実はどちらなのでしょうか。

 

桃園の観音礁と新呉藻礁の生態汚染問題は長年の懸念事項であり、調査によると、桃園海岸は銅や亜鉛などの重金属によって汚染されており、その量は藻礁海岸の数倍から数十倍に上るという。放射能による汚染のリスクが疑われる。 誇張表現はまだ先ですが、一般の人がよく食べているカキやカタツムリなどの沿岸地域の生き物は、重金属汚染のせいで濃い緑色、あるいは蛍光緑色になっています。これらを食べると、少なくとも吐き気や嘔吐を感じるでしょう。 、長時間食べ続けると内臓や脳にも影響を与える可能性があります。

台湾のニュースです。👇

 

 

10,729 レビュー 2014/06/17 #重金属 #公共の危険 #廃棄物 彰化市鹿港市のヤオザイ港では、干潮時には砂浜が露出し、漁船が立ち往生している。漁師たちは、次の潮が満ちるのを待って漁に出るしかない。黄君南さんは野生の石牡蠣を集めるために桟橋を叩いている。そして研究室に戻す準備をします。 かつて彼は3ヶ月かけて島を歩き回ったが、海岸沿いにある多くの石ガキの色が非常に奇妙であることに気づき、環境団体と協力して石ガキプロジェクトを立ち上げたのだった…。👇

 

 

有害物質は河川・地下水から有明海全域へ|Green Sustainability Kumamoto (note.com)

 

重金属の恐ろしさを伝えている資料があります。

水俣病歴史考証館展示図録より

 

チッソは原因を知っていた。

1959年 猫400号実験

ネコは魚が好物であり、人間に比べて体重の割に魚を多食していたことから、早期に水俣病にかかったと推定される。原因究明時に実験動物として猫が選ばれたのにはこうした背景があった。

 

水俣保健所や熊本大学研究班でも、猫にいろいろなものを食べさせ発病実験をしている。チッソ附属病院の細川一医師らは猫を使って奇病の研究をした。最初実験結果は熊本大学研究班に反論するために使われた。

 

1959年10月、アセトアルデヒド精留塔からの廃液をかけた餌を猫に与えた結果、水俣病の発病が確認された。しかし、その事実はチッソ幹部によって隠蔽され、その後も、工場が原因ではないといい続けた。

 

チッソは排水を停止することなく流し続け、被害は拡大した。もしこの時実験結果が公表されていたら、その後の水俣病の歴史は全く違っていた。猫400号の実験事実は、9年後に提訴された一次訴訟における細川医師の証言により、初めて世に知られることになった。

 

400号はついに発病した

 細川一医師の証言

廃液といっても、普通の綺麗な水のようなもので、これを一日20㏄ほどご飯にかけて食べさせるのである。ほかに食物をやらなければ、これでも喜んで食べるのだが、餌をやりにいくと、よくなついてノドをゴロゴロ鳴らしたりする。その猫の発病を待つ気持ちには、ちょっと耐え難いものがあった。

 

昭和34年7月21日に実験をはじめて、77日後の10月6日、ついにナンバー400は、水俣病様の症状を呈した。はじめに食欲がなくなり、ちょっと手足の動きがおかしくなったあとで、急にグルグルと走り回り、視野狭窄のためかあたりの壁にぶちあたってはヨダレをながした・・・。

 

チッソに倫理観はありませんでした。それは歴史的事実です。既に台湾の海も汚染世されています。次は有明海です。

 

熊本県はTSMCに関して

「台湾において問題の報告はない」と述べている。

 

これでいいのでしょうか。

このままでは100%水俣病の再来となるのではないでしょうか。