青い鳥 | マグロとお馬

マグロとお馬

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阿部 寛演じる 中学校の教師

最近この人の演技が実に いい味を出してます。

私は色んな演技が出来る数少ない役者で注目してます☆


人は誰かの為に生きなければなりません

必ず誰かの為に・・・ 自分も他人なのかもしれませんね。


東ヶ丘中学の新学期が始まった。一見平穏で明るい生徒たちの登校風景。しかし前の学期、一人の男子生徒が起こした、いじめによる自殺未遂で校内は大きく揺れていた。家がコンビニを経営する野口は、級友たちに「コンビニくん」とあだ名され、何人もの生徒から店の品を要求されては、彼らに渡していた。そんな行為に耐え切れず自らの命を絶とうとした彼の遺書には「僕を殺した犯人です」と三人の名前が残されていたが、その名が表に出ることはなかった。マスコミは騒ぎ、教師たちは「生徒指導」の強化で、その事態を乗り切ろうとした。結局、野口は転校。その家も店を閉めた。そして担任の教師高橋は重圧から逃げるように休職した。 新学期初日。そんな2年1組に一人の臨時教師が着任してくる。村内という男性教師の挨拶に、生徒たちは驚く。彼は極度の吃音だったのだ。やがて皆の驚きは笑いに変わっていった。だがその笑いは村内のひと言で消える。「忘れるなんて、ひきょうだな」そして彼は野口の机を教室に戻すことを命じ、誰もいないその席に声を掛けた。「野口君、おはよう」凍りつく生徒たち。一刻も早く事件を「解決」にしようとする教師たちの「指導」で、ひたすら反省を作文にし、野口とのことを忘れようとしていた彼らは動揺し、反発する。そんな生徒たちに構わず、村内は毎朝、あたかも彼らを挑発するかのように、無人の机に向かい声をかけるのだった。 ―「野口君、おはよう」― その行為は、2年1組だけでなく、教師や保護者たちの間にも波紋を広げる。だが、村内はそれをやめようとはしなかった。 そんな村内を見つめる一人の生徒、園部真一がいる。園部は自分が級友にけしかけられ、一度だけ野口にポテトチップを頼んだことで、深く傷ついていた。遺書にあった「犯人」の名をめぐり不安と猜疑心に揺れ動く級友たちの中で、彼はそこにあるべき名前は自分だと、強く思い込んでいた。 村内が赴任して来て、ひと月。ある出来事をきっかけに、園部は自分の思いを村内にぶつける。野口がいつもおどけていたこと、頼まれることがむしろ嬉しそうで、必ず要求以上の品をもってきたこと。けれどそんな野口が、本当は自分に助けを求めていたかもしれないこと。訴える園部に、村内はその吃音を振り絞るように、静かに語り始める。 人が人に伝えようとする思い―。それを聞こうとする思い―。そして生きていく上で人が負うべき本当の責任―。村内の言葉は、ひっかかり、つっかえ、しかしその分より深く、園部の心に突き刺さっていく。 そして、村内が2年1組を去る日が来る。果たして、園部はじめ、生徒たちに、村内先生が残していったものとは……。