ライプチヒ歳時記-教室のドア
読書週間で全クラスのドアに飾られた生徒達の楽しい作品。



子供たちの英会話レッスンがあった。
イースター休みの間、きれいさっぱり英語のことなんて頭の中からとうに消え去っていた
サトシとリカだが、久しぶりの学校が始まりリハビリ代わりにちょうどいい。
ということでダンナと一緒に、その宿題を子供たちへ教えることにする。

リカと同じプリントをしているサトシは、やっぱり格段に早く問題を解く。
「こんなの学校でいつもしてるから、めっちゃ簡単やねん!」
うん、まあ確かに、サトシには易しい問題だ。
満点だったサトシに、隣にいたダンナがご褒美のキスをしようとした瞬間、
「キモイんだよおっっ!!」
すると、とっさにダンナが質問した。
「それを英語で何て言う?」
「creepyって感じかなっ?!」
平然と答えるサトシ。

瞬間、私たちは無言になる。
まさか、、、まさかサトシがそんなムズカシイ単語を知っているなんて。
聞いてみると、その単語、英語版ドラえもんのマンガ本で覚えたらしい。
日本にいるとき本を読みたくなかったサトシは、真美ヶ丘西小学校の図書館で
このドラえもんシリーズをよく借りていたようだ。
パラパラとめくってみれば本当に感心するほどネイティブな英語で、上手に作ってるなあ、と思う。
それにしても、恐るべしドラえもん効果!!

プリントの質問をサトシにしてみれば、
「お母さん、その発音オカシイでっ!学校の先生達の発音はこうやでっ!」
といちいち突っ込みを入れ正しい発音を教えてくれるサトシは、なんだか最近たくましく見える。
越してきて一年。
でも、まだまだヒヨコのような英語力の子供たちだけど、楽しんで学校へ行ってくれているのが
今は何より一番嬉しい。



イースター休みの間、ずっとゴジラの映画を観ていたサトシ。
ライプチヒ歳時記-サトシ