ウチの学校の校長先生はとてもダンディー。
絶えず浮かべている優しい笑顔、少し垂れ目だけど、その目元がまたとても良い。
どことなくアジアンチックな面影で、それにいつも洒落た服を身に着けている。
そう、実は、私は彼のファンなのだ。
でも残念なことに、彼は今年の夏でその任期を終え、この学校を去ってしまう。。

その彼からメールが届いた。
いや、これはなにも個人的にデートの誘いではなく小学校に在籍している全ての生徒の家族へ向けて、、だが。(当たり前か。)

今日、1月27日(金)は「ホロコースト追悼記念日」。
各クラスごとに授業では、世界の平和について、考えるという内容だった。
家庭でも年間を通じてその意味を話し合ってくれれば、、という彼のメールは短かったけど
直線的でとても重かった。
ここはドイツ。
改めて、そのメールの真意を測る。
今夜は、そのダンディーな彼のために?!ホロコーストについて家族で話し合・・・
なんてこと、できっこない。
だって今日は「日本沈没」の映画をみよう、と誰かさんが張り切っていたし。
というワケでそんなにムズカシイ問題、我が家では当分無理なんだった。
校長先生、ゴメンね。


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