リカがこの学校へ入学して以来、絶えずリカの世話を焼き愛情を注いでくれるイブちゃん。
そのイブちゃんから先日、お誕生日会の招待状をもらった。

ここドイツでは子供の誕生日を盛大に行うのがフツウで、昨年の暮れにも
リカが呼ばれたお友達の誕生会には、なんと20名もの友達が招待されたらしい。
当のリカだが自分の誕生日の週にはあいにく風邪を引いていて、ほとんど寝たきり状態。。。
結局、家族だけで2週間後に祝ったという、哀しいドイツでのお誕生日だった。

イーヴィ(イブちゃんの愛称)の家は大邸宅。
それもそのはず、彼女の父は会社の副社長で、「遊びにおいで~♡」
と誘われたリカを家族全員で(家を見学したかった!)送りに行った時なんて
あまりの豪邸ぶりに、みんな顎がはずれるほど驚いたものだ。
帰宅後のリカの大興奮ぶりを見ていれば、彼女の自宅がどれだけ絢爛豪華だったのか
容易に想像がつく。

「あのね、シャンデリアがたっくさんあってねえ~、イーヴィちゃんのお部屋が
広くって、ベッドもめっちゃ可愛かったねん!」
ごめんね、リカ。
キミの部屋もなければ、未だに机も買ってなくって、、、、、。(いったいどんな親やねんっ!)

日本大好き少女のために、さて、どんなプレゼントを買ってあげようか。
それにしても、サトシはパーティーに呼ばれていないというのに、
「オレもプレゼントあげたいねん。」
そうなのね、、やっぱり男の子は可愛い彼女にめっぽう弱い??!!


可愛いイブちゃん
$ライプチヒ歳時記-可愛いイブちゃん