もうお正月が過ぎたというのに、部屋の片隅にものすごい存在感で居座り続けているモノがある。
そう、それは、クリスマスツリー。
知り合いに聞いても
「まだウチも部屋に置いてあるのよオ~!」
皆、一様に同じことを言っている。

ダンナが今朝、ふと漏らした。
「ああ、アレね。収集車の来る日は、新聞に書いとるごたっよ。(書いてあるみたいよ。)」
なあーんだ。新聞を読めばいいのネ!って、ドイツ語が分かるはずもない。

いつ収集されるか分からないし、さて、モミの木をどーしよーかなあ~
考えながら子供たちを学校まで送っていく途中、
なんと!ソレが歩道にガンガン積まれていて、先へ進もうにも木が邪魔で歩けなくなっている。
これ以上ない装飾品で彩られ、うっとりと見入ってしまうほどだったあの美しいツリーが
今は見るも無残に変わり果てて・・・
なんだか見てはいけないモノを見てしまった気がして、かなりショックな朝だった。

でも、今日を逃すと今度いつ来るか分からないし、もしやツリーの収集はこれで終わりかも
しれない。
とにかく急いで部屋へ戻り、買った時の重さの半分ほどになっているカピカピに乾いた
モミの木を、葉が抜け落ちて丸坊主になっているものの上へ無造作に置いた。



BIO好きなシーグレットさんオススメの咳止め。
ライプチヒ歳時記-せき止めの薬