そして、大量のどら焼きができ上がった。
みんな喜んでくれるかなあ~、、、一人ほくそ笑んだりする。

さて、算数の授業が終った。
みんなが楽しいスナックタイムの時間だ。
今週は生徒の親が料理本のサンプルを持参しなきゃいけない週なので、綺麗なお菓子が
山のように机の上へ置かれている。
クグロフケーキにアメリカンクッキー、その他お洒落な西洋菓子がたくさんだ!
ゴソゴソと袋からどら焼きを取り出してはみたものの、やっぱり見かけが圧倒的に不利ときた。
そりゃ、なんたって、田舎くさいことといったらっ!!

予想通りに西洋菓子のところへ、ハエのように群がる生徒達。
「オレ、おっきいのがいい!」
「お前、オレのよりデカイぞ、ズルイでっ!」
とかなんとかギャーギャー騒いでいる。
、、そして、お腹いっぱいになったハエ達は、私が差し出すどら焼きに見向きもせず
「あ、オレいらない。甘い豆はキライやねん。」
「オレはもうお腹いっぱいだゼ。あー食った食った!」
と捨てぜりふを残し、足早に校庭へ遊びに行く少年たち。
ガアーーーン!!
料理本に掲載される夢が砕け散った瞬間だった。

目の前が真っ暗になっているところへ、おちゃらけたレオン(サトシの友達)が近づいてきた。
「オレ、、寿司めっちゃ好きやねん。明日、作ってきてなっ!」
「ボクはお稲荷さんがダイスキなんだけど、作れる?」
そして次から次へと、寿司のリクエストがきた。
よし、こうなったら日本の人気を挽回しようじゃないか。

それから金曜日の朝がきた。
寿司がどうなったかは、また明日。



子供の名前を漢字で書かなくなって9ヶ月。印鑑さえもう捺すことがない。
遠足でも映画鑑賞でさえ、なんでもかんでも許可証が必要なドイツの学校。
ライプチヒ歳時記-許可証