ライプチヒ歳時記-マルクト市場

            週に二度、市街地の真ん中で市場が開かれる。


シーグレットさん一家が初めて移り住んだ外国、ニッポン。
周囲の人達の温かい支援で、2ヶ月目にはすっかり慣れた、と話すシーグレットさん。
その横で、うんうん、日本人はドイツ人に気質がよく似ているから、仕事してても
全然問題なかったよ。と旦那様のピットさんは言う。
その彼は、なんと、空手を25年間も続けていてお師匠様が現在は日本に住んでいるそうだ。
とても尊敬してるようで、センセイはね、センセイは、、と何度も口にしていた。
そんな理由もあり、二人とも大の日本好きなのだ。

余談だけど、こちらに住んでいる日本ダイスキドイツ人は、かなりマニアック。
日本の家で主催する「コスプレ大会」には、ものすごい数のドイツ人が集まるそうで、、、。
このイベントは大好評なの!!と主催者が当惑ぎみに言っていた。
そう、彼らは日本のキャラクターの衣装を身に着けるのだ。
もともと顔立ちが派手なので、例えばプリキュアの衣装を身に着けるだけでも
超ド派手になってしまう!
でもそのときには、リカが大喜びするから連れていこう、と思っている。

話をもとに戻そう。
日本滞在2年半後、彼らはカナダで4年間に渡って住むことになる。
単刀直入に言って、シーグレットさんご夫婦はカナダ人が嫌い、だそう。
何故かというと、日本人やドイツ人のように仕事を切りの良いところで終らないらしい。
終業時間になったらすぐに帰るんだよオ~、、と哀しそうに言っていたピットさん。
それから、情に篤い日本人と違って、カナダ人は冷たいのよ。。とこれまた淋しげな彼女だった。
仲良くなったかな、と思っても次の日は挨拶がなかったり、もう信じられない事ばかり!らしく、
おお、これは今の私の境遇とそっくりだ、、なんてちょっと可笑しくなったりして。

そのシーグレットさん、私がお世話をしたときには必ず、お礼をしてくれる。
先日は一輪の黄色い薔薇を持ってきてくれた。
こちらで知り合ったサトシ達友達の母は、こちらが何かしてもお礼の言葉すら声をかけてくれない。
在住の長い日本人は、「そんなもんなのよお~」と口を揃えていうけれど。
だから余計に、その細やかな心遣いがグッときてしまう。

その日の夕方、ドイツ人が大好きな散歩に誘われ、宴会の後に散歩ってしたことないよなあ~
なんてほろ酔いのダンナと笑いながら、クララ公園の中をみんなで歩いた。


                 路地にあるお洒落な花屋
ライプチヒ歳時記-花屋さん