
今日は、学校の行事がある日だった。
環境保護団体の主催する”Take a Walk For the Wild"。
自然のために寄付をしてトラックを1時間走り続けましょう、というものだった。
朝8:50までに指定の場所へ子供を連れて来て、という事で、皆で早起きをして
路面電車に乗り、30分前には到着した。
そこにはインディアンの真似をしたオジサン、いや、きっとホンモノに違いない民族衣装を
まとった会長さんが、独特の声で東西南北に向かって聖霊を呼び起こしている。
なんだか凄いぞ、香を焚いて、ただならぬ雰囲気が周囲に漂い始めた。
すると突然その空気をズバッと断ち切るかのように、ディスコミュージックが流れ始めて
その場にいた全員が踊り始めた。
先生達はノリノリ、子供たちも大はしゃぎだ。
ここにいる皆、日本人と違って羞恥心のこれっぽちも感じ取れない大胆さだ。
でもリカときたら、これまた羞恥心とは無縁なダンスを踊っていた。
彼女は日本を完全に捨てている。
さて、そのあとDJもどきの司会者が、この催しの説明を話し出した。
そういえばこの瞬間まで、日本の学校のように先生がクラスごとに生徒を整列する光景を
ただの一度も見なかった。
うーん、なんて大ざっぱな風景だろう。
リンゴを丸ごとかじってる生徒、水をラッパ飲みしてる子、おやつをムシャムシャ
食べてるヤツまでいるのに、先生たちはまるで気にもとめていない。
日本ではあり得ないこの光景、まだまだなじめそうにないなあ。
そして、トラックを走る時間になった。
ドイツ語でカウントダウンをし始める。「ツエーン、ノイン、アハト、、、スタートお!」
みんな一斉に走り出した。
私もリカとイブちゃんに引っぱられて走る。
そして一周走り終わるやいなや、この団体が用意していたおやつに群がっているハイエナ達、
いや、子供たちだった。
おーい、まだ走り始めて3分しかたってないぞー!!
いったいこの先どーなっていくんだ、、、
だけど、満面の笑みを浮かべて私たちに次々と声をかけてくれるドイツの子供達って、
やっぱり可愛い。
フィールドに待機していた救急車
