香港備忘録4 最終回 | SATORUJAPANブログ

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音楽の事、楽器の事、食べ物の事、大好きな香港の事について不定期的に書き綴ります。

4日目(3月3日Sat)

楽し過ぎた旅行も今日で終わり。香港で食事ができるのは朝・昼のあと2回。食の選択肢が多い香港で何を食べるか?いつも悩む。

悩みに悩んだ末、最後は香港らしい飲食店でということで、ここはやっぱり茶餐廳に決定!旺角のランガムプレイスに向かって歩くこと10分。西側に小綺麗な

茶餐廳があったのでここに入店。

 

結局、日本で食べれそうなトースト2枚、でっかいウインナーとスクランブルエッグ。それにここ香港でしか飲めないミルクティーとこれも香港でしか味わえないボーローパウを別にオーダー。

 

 

うん。ミルクティーもボーローパウも何処で食べても美味しい。しっかり朝食を摂り、ホテルに戻り、帰り支度をした後、チェックアウトする。帰りのフライトは18:00、空港には2時間前の16時に行く予定なので、一旦ホテルで荷物を預け、最後に香港ローカルを満喫しようとランチで訪れる黃埔に向かう。

 

 ここ黃埔は、詠藜園というローカル四川料理店があり、お目当てはここでしか味わえない“担々麵”だ。

ここでしか味わえないと言えば少しオーバーだが、ここの担々麵の味の決め手は何と言ってもスープ。ここのスープは多分、いや、間違いなく“海老”で出汁を取ってるであろうと思われるスープが絶品で、日本で食べる担々麵とは似て非なるものだ。麺も細麺でどちらかと言うと、九州ラーメンの麺に近い。これが海老出汁のスープによく絡んで美味しい!辛いのが苦手な方も、辛いのが得意な方も、辛さの調節ができ、肉みそそぼろも有り・無しでチョイスできる。ここも香港に来られる際は、是非一度訪れて欲しいお店だ。

 少し早めに店に行って予約を取り、もう少しお腹を空にしたかったので運動がてら街ブラする。

 

詠藜園のある黃埔美食坊というレストランビルの道路沿いを北側に歩いて行くと、道沿いに色々なお店があり、これを見てるだけでも充分楽しい(多分僕だけかも)

https://www.thewhampoa.com/

 

 

香港にも焼き芋を販売してるスタンドがあったので思わず購入。これは空港に行ってから食べようと取り合えず1個購入。これがめちゃくちゃデカい!中身が気になったので割ってみると、これまた驚き!中身がオレンジ色。帰るまでにまた食べる楽しみが一つ増えた。

 

焼き芋売っていたすぐ近くに中華調味料ばかり販売してるお店を発見!

これはテンション上がった。この手の調味料は日本でも販売されているのだが、裏蓋に記載されている内容物を見ると、訳の分からない物が結構入ってたりして、少し買うのを躊躇うのだが、ここは無添加製品が多く販売されていて、何故、このローカルな地にこんなにも沢山売っているのか?おばちゃんに尋ねたかったけど、頑なに広東語しか話してくれなかったので諦めた。

 

そうこうしているうちに腹時計が空腹の鐘を鳴らしだしたのでお店に向かう。

5年振りの担々麵!辛い物が好きだけど得意では無い僕は、やっぱり辛口をオーダー。

辛口と言っても過剰な辛さでは無く、無駄の無いキレのある辛さで(あ~語彙力)

激辛好きのMの人には少々物足りないけど、普通に辛いもの好きな人には超おススメ!

香港最後のランチを終え、ホテルに戻り、預けていた荷物を引き取り、タクシーに乗って九龍駅まで向かう。

ホテルが手配してくれたタクシーだったので安心していたが、向こうの運チャンはとにかく運転が荒い!

 

ここでもジェットコースター気分を味わうこと20分。九龍駅に到着。三半規管の弱い方にはおススメできません(笑)

 

そこから往きと同じエアポートエクスプレスで空港まで乗り、Peachのカウンターで搭乗手続きを済ませ、出国ゲートへ向かう。パスポートチェックを終え、保安検査場で荷物をレーンに乗せてから“ハッ”と思い出したのだが、「そういえば、あのデカい芋、カバンに入れたままやった!」内心、X線検査で止められたらメンドクサイなぁと思いながらも、カバンが無事に通過できるのかドキドキしながら見守っていた。僕の荷物が案の定、X線モニターを通過したところで一旦停止し、係員が3秒ほど凝視して、さらにもう一度戻して二度見してからの通過。盛ってるように思われそうだが実話である(笑)

無事に出国手続きを終え、飛行機の乗り場に向かう。ゲートが近く、時間にゆとりができたので、近くの軽食スタンドで買ったミルクティーとエッグタルトとX線まみれになった芋を食べながら搭乗を待ち、定刻通り18:00香港発-関西空港行きの飛行機に搭乗し、定刻より少し早い21:40分関空無事到着。

 

5年振りの渡航で感じたのは、観光気分で香港行くには5年前と変わってないように感じたし、色々あった中でも香港人は逞しく生きていて、良い意味でしたたかで、リー先生の"Be Water, my friend"精神が根付いているんだなぁと勝手に思い込んではいたが、やはり香港好きマニア目線で見た時に、良いとか悪いとかでは無く、少しずつだが、あちら此方で"赤く"なっているように感じたのは僕だけだろうか。もっと具体的に!って突っ込まれそうだが、まだまだ香港に行きたいので、あえて語るのはやめときます(笑)

 

 

最後に、グダグダ長々お読みいただいた方々誠にありがとうございました。