娘を持つ母として

又ひとり、テレビの画面から消えてしまいました。

彼がしてしまったことに対して、私は何もここで書くつもりはありません。

今日は母親として

ちょっと真面目に書きます。

私には二人の娘がいます。

小さい頃から厳しく育ててきました。

自分が娘達の歳の頃は、両親に反抗して散々好き放題やってたので、完全な棚上げ育児です。

娘達がまだ小学生の頃は、

明るいうちに帰って来なさい。

人通りの多い道を歩きなさい。

知らない人にはついていかない。

知ってる人でも車に乗らない。

等々

中学生になる頃からは

自分を大切にしなさい。

そして想像力を持ちなさい。

と言い続けてきました。

これをやったら、自分はどうなるか。

あれをやったら、お母さんはどんな風に思うか。

お母さんは泣くだろうか。

お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんは泣くだろうか。悲しむだろうか。

お母さんは親だから、何があっても守るけど、自分の頭で先を想像した時に、これは自分を大切に思っている人を悲しませるなと思う事は、結果的に自分の為にならないよ。

思春期の子どもに何から何まで親に報告しろなんて無理な話で、私もそうだったけど沢山隠し事があると思う。

相談無しに行動することも沢山あると思う。

だから、私は娘達にはそれだけ言ってあとは信用し、黄信号、赤信号を見落とさないよう見守るしかない。

それでも、何度も突っ走ってくれて意見が衝突したりしたけど、悪い事、危ない事は徹底的に阻止してきた。

経験して学ぶ事も大切だし、失敗して学ぶ事も大切かもしれないけど、そこは自分で責任を持てる範囲。

人を巻き込んだり、人を泣かせたり、人の人生を狂わせたりしたら、それは経験や失敗で片付けられない。

いくら未成年でも、当たり前の判断も出来なくてそんな事になったら許されないし、私も親として申し訳ない。

今でもお母さん厳しすぎるわと言われるけど、私は貴女達が大切だから、人を傷つけたり狂わせたりする人生を送ってほしくないんだよ。

たった一度の人生、大切にしてほしい。

誰の為でもない、自分の為に。