AIで人類滅亡!?
その前に、俺の財布が滅亡しそうだ。
どうも。『回胴風雲児』原作者の源田サトシです。
最近、AIの進化が凄い。
文章を書き、絵を描き、難しい質問にも答えてくれる。
その一方で、「いずれ人間が制御できなくなるのでは」なんて話まである。
もちろん、人類滅亡が決まったわけではない。
ただ、その壮大な心配をする前に、我々スロッターには身近な問題がある。
本日、財布が閉店まで持つのか。
人類の未来も気になるが、まずは残りの2万円だ。笑
そのうち、AIにデータを見せて台選びを相談するのも、
当たり前になるのだろうか。
仮に、こんな相談をしたとする。
「この台、追った方がいい?」
AIは冷静に答える。
「現時点では、高設定と判断できる根拠が不足しています」
しかし、こちらにも反論がある。
「でも、朝イチの感じは良かったで?」
「それだけでは判断できません」
「隣も出てるし」
「隣の台の出玉は、この台を追う根拠にはなりません」
……なかなか手強い。
そして最後は、質問を変える。
「ここから逆転できる可能性はあるよね?」
欲しいのは分析ではない。
追加投資の許可証なのだ。笑
4号機時代にも、似たようなことはあった。
攻略誌を読み、データを見て、自分なりに台を選ぶ。
ところが、いざ座ると冷静な判断はどこへやら。
「ここまで入れたら引けない」
「俺がやめたら次のヤツが出す」
「あと1回、当たるまでは」
台の設定を推測していたはずが、
いつの間にか自分が帰れない理由を探している。
そこへ隣のおっちゃんがひと言。
「兄ちゃん、それ、そろそろ来るで」
根拠は不明。
責任も取らない。
それでも、そのひと言が最新AIの分析に勝ってしまう。
こちらの気持ちを一番わかってくれるのは、おっちゃんなのだ。
ただ、元ホール経営者として考えると、
これからは店側も客側も、
分析する道具がどんどん賢くなるのだろう。
店は稼働や利益を分析する。
客は公開データから狙い台を探す。
もっとも、分析が進んだからといって、
次のゲームの当たりまでわかるわけではない。
それなのに「AIが選んだ台」というだけで、
いつも以上に突っ込んでしまう人も出てきそうだ。
昔は「雑誌に書いてあった」。
未来は「AIが言っていた」。
便利な道具が増えても、
負けたときの言い訳まで進化させる必要はない。笑
そして、遊びまで全部AIの指示どおりになったら、
それはそれで少し寂しい。
好きな台を打つ。
気になる出目で手を止める。
自分で考えて押した一打に、ニヤリとする。
効率だけでは説明できない楽しさが、パチスロにはある。
ただし。
好きな台を打つことと、
財布が空になるまで打つことは別の話だ。
ここは自分にも言い聞かせておきたい。
AIが人間を制御できる未来よりも先に、
人間が自分の追加投資を制御できる未来は来るのだろうか。
AIに「今日は帰りましょう」と言われた私が、
「ほな、最後に千円だけ」
と答えている姿は、容易に想像できる。
人類の未来はわからない。
俺の次の行動は、わりと読める。笑
皆さんは、AIに「その台はやめた方がいい」と言われたら、
素直にやめられますか?