また、はっきりした夢を見た。
お世話になった歯科医の先生と先輩衛生士と働いている。
自分は長いブランクがあるので心配の中、患者さんの口の中でブリッヂと言われる冠を調整している。
本来なら作り直しとなる噛み合わせの当たりが弱い冠を調整している。
気になった噛み合わせの当たる部分を削ったら今度は削り過ぎてまた当たりが悪くなってしまった。
これをセットしなければならないと自分の判断でセットした。
すると先輩衛生士が、セットするセメントが違うと声を上げた。
どうしてそんな間違いをしたのか、私はオロオロしている。
もうこれでは働けないと思い知った。
仮止めに使うセメントなので、冠は外すことが出来た。
またその冠を私が患者さんにセットしている。
患者さんが「今度はしっかりしてね。あなた暗いのよ。もっとしゃんとした声を出して。」と言われた。
声まで冴えないのかと思った。
私は女子寮のような所で暮らしている。
先輩衛生士が、私の職場の同期の2人の衛生士に声をかけて、手伝いにきて欲しいと言う。
私が出来ないのに、同期が出来るわけないと思っている。
先生と先輩衛生士は施設の中で歯科治療をしている。
友達の衛生士は、難なく先生のアシスタントをしている。
友達は、綿栓という根の治療をする時に使う細い綿を綺麗に手で巻き付けながらアシスタントをしている。
私もゴワゴワした厚ぼったい綿を使って綿栓を作ろうと思うけど全く作れない。
場所が変わり、専門学校のステージの所に、なんの集まりかわからないけど、女性たちがたくさんステージに上がっていく。
東京の友達がその中にいる。
鬱を抱えながら、以前より美しくなり素敵な髪型をしている。
年齢にあった美しさを出している。
わたしは誰かと綺麗になったねと話している。
鬱になっても、仕事から離れたことで気持ちが楽になり、落ち着いた時間を過ごすとこんなに綺麗になることもあるのかと私は思う。
どうして私は、時間に関しては有り余る時間を手にしているのに、見栄えがこんなに悪くなってしまったのか嘆いてしまう。
自分を受け入れ、今置かれている中で、小さくても幸せを感じて過ごそうという気持ちになりたい。