ヘアモード8月号のコラムを読んで、面白かったので、簡単にまとめたいと思います。
その前に日本で初めて染毛ということが行われたのは、明治中頃。
おはぐろ式染毛と呼ばれるモノです。白髪をおはぐろで染めていたそう。
何と施術時間10時間!
尻が3つになるわ!
■日本のヘアカラーの黎明期
1970年代 欧米文化の到来
日本に欧米の文化が入って来たと同時に日本の女性たちは『外国人コンプレックス』と呼ばれる外国人の明るい髪色に強い憧れを抱きます。黒髪が当たり前の時代、それはそれは衝撃だった事でしょう。
ブリーチヘアの流行です。
とにかく髪を明るくしたい、黒髪は重い、暗い、やぼったい、と闇雲な茶髪が溢れた時代。
この頃のカラー剤は粗悪な物が多く、ただ明るくするだけの物が多かった。
ビールでブリーチとかもあったそう。(中学の頃、コーラで茶髪にしてませんでした?)
とにかく、全体がガサガサのブリーチヘアブーム。
■バブル到来
1980年代 黒髪の見直し
ブリーチヘアでバサバサに傷んだ髪の毛。ブームは続かず、黒髪の美しさが見直されて行きます。
時代はバブル。ジュリセンを持ち、踊り狂っていた女性達は意外と黒髪が多かった。いわゆる『ボディコン・ワンレンギャル』です。
■バブル崩壊
1990年代 美茶髪ブーム
黒髪に、戻りつつあったヘアカラー。また日本人が髪の毛を明るくし始めるのは、バブルが弾けた頃から。
火付け役は、安室奈美恵。
今まで見た事もないような綺麗な茶髪に皆が飛び付きました。アムラーの出現です。
この頃からカラー剤の開発もすすみ、アッシュ、キャラメル、ピンクなど様々なブラウンヘアーが流行します。
10人のうち8人がヘアカラーをし、そのうち4人が明るいハイトーンカラーをしていた。
遠赤外線器(美容室でクルクル回ってる温める機械)の出現で酸性カラー(ヘアマニキュア)も爆発的に流行。
メッシュや原色を好む若者が増えます。
■流行は繰り返す
1990年代後半~2000年代前半
髪を明るくしないと洋服が似合わない、もう黒髪は絶対流行らないと思われたが、また黒髪ブーム。茶髪が当たり前という風潮が、『黒髪にもどす』という事をトレンドにした。
当時、傷んだ茶髪でクラブ朝帰りの女性が、うつくしい黒髪の女性がランニングをする姿を見て、こんなんじゃダメだ、と心を入れ替えるといったシャンプーのCMが出現。
■現在のカラーリング情勢
紆余曲折を経て、日本の歴史上初めて、様々な髪色が混在する時代へ。
あらゆる髪色が許され、美しいと感じられる時代。金髪がいても誰も驚かない、似合っていればそれで良いという、開かれた美意識がようやく確立。
それに伴い、今美容室のカラー提案も、流行に乗り過ぎた色ばかりではなく、個人として似合う色という提案が増えて来ました。
肌の色、目の色、生活スタイル、趣味など、あらゆる情報を考慮した『あなただけのカラー』
流行ばかりに捉われず、個性を生かしたカラーがトレンド。
もはや、誰でもがトレンドという難しい時代がやってきたなーと思います。
人と同じは嫌、という人と同じ事を言う今の僕たちは、逆に言えば、もの凄い面白い時代に生きているのかも知れないですね。
色んな個性があって、人間関係に悩む現代人。流行が人を作ると言っても過言じゃないかも。
それだけに、時代を読む力が重視されているのかも知れません。
ヘアカラーの歴史、面白い。









