晴れの日は気持ちいい
外は、雪だ
おそらく朝は、一面真っ白
酸いも甘いも知らないくせに
平々凡々、のんきなもんだ
鈍感だから仕方ない
それが日常、季節の廻り
春夏秋冬、よろしくだ
黙ったまんまで、日が暮れる
じっと手を見る、うわの空
タバコくゆらす、悪い癖
ただ、心配なのは鼓動の動き
止まってしまえば、どうしよう
その日の天気で、気持ちも変わる
雨の日は、じめじめしてる
晴れの日は、気持ちいい
そんなこんなで、また明日
悪い奴ほど、よく眠る
朝の目覚めは、ぼうっとしてる
置いてきぼりを食う、取り残される
染まればいいのに、同じ色
ついてゆけない、早すぎる
亀はウサギに勝てないみたい
埋まらぬギャップを恨んだりして
知ったふりするだけ無駄な抵抗
どんどん、遠く及ばない
お呼びでないのだ、出る幕はない
お手てつないで、仲良しこよし
野道を行くんだ、花子と太郎
杖を突いてる、車いす
笑ってくれるな、若い人
このお似合いの二人は
酸いも甘いも知り尽くしてる
ただ心配なのは、鼓動の動き
止まってしまうのが、怖いだけ
いじめ、モラハラによく似てる
仕組みシステム、そっくりだ
ついてゆけない、早すぎる
のろのろ亀さん、可哀想
あなたも亀さん、覚悟の程を