河童のおなら | ミ―ナに恋をして

ミ―ナに恋をして

誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

河童のおなら

日々是好日、絶好調だ

自分で自分を、そう思え

いったい誰に向かって、ほざいてる

自分のことだ、俺のこと

老いても死なず生きている

ただ、消え去るのみだと知りながら

 

蛍の季節だ、臆病者だ

なんか、やましい怖くなる

すぐ、そこの裏山にさえ

歩いてゆけない気味が悪い

恐れを感じる、暗闇の中

 

無我夢中で蛍狩り

奥山深く分け入って

探し回っていたはずなのに

それがこの頃ダメになる

怖いもの知らず、無鉄砲

怖いもの見たさの、胆だめし

それがこの頃、苦手になった

おっくうになる、面倒くさい

ふけゆく秋の、前触れだろう

 

あなたと一緒に手をつなぎ

そんなやましさ、残っていない

きれいなねえちゃん、いっぱいいるのに

ほんと、鈍感、哀れなもんだ

ただ、くやしさが募るだけ

徐々にジワジワ弱ってる

だから毎日、絶好調だ

日々是好日、唱えてる

 

二十数匹飛んでいる

軽トラの中から覗いてる

臆病風に逆らいながら

それでも何かに怯えてる

おそらく、クマさん、あっ怖い

それでも飛んでるゲンジボタル

放つ光がまぶしいくらい

今が旬だと言わんばかりに

日々是好日、絶好調だ

悩み、苦しみ、へっちゃらだ

毎日笑顔、河童の屁およぎ

おならこきこき、上手に泳ぐ

おそらく臭わん、河童の屁

俺のは臭い、消化不良だ

日々是好日、河童のおなら