辞典にキスする | ミ―ナに恋をして

ミ―ナに恋をして

誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

辞典にキスする

聞いたことがない、わからない

わかった振りすりゃいいものを

根が正直だ、お人よし

芝居が下手だ、立ち回り

これ何と読む、どういう意味だ

イメージできない、もどかしさ

「土産の器用仕事」とは

器用貧乏ならよくわかる

「器用仕事」って、いったいなんだ

旺文社の国語辞典を開いてみる

字が小さくて、ぼやけてる

眼鏡をはずして辞典にキスする

ようやく見える、読んでみる

 

うつわ「器」とは、器具のこととある

ハッと気づく、道具のことだ

大工さんなら、金槌・ノコギリ・カンナの類

道具、器具を上手に使って

使いこなして、一級品の出来上がり

「器用仕事」の意味を知る

悩みが消える、お通じよくなる

また一つ年を取る

いくつになっても、恥ずかしい

 

不器用にできてる、わからず屋

ぎくしゃくしてる、きしむ音

いまさら、どうせ、その程度

器用仕事には向いてない

はっきり自覚、観念すりゃいい

 

タバコくゆらす、なに思う

考えずともよい、ぼんやり、うっとり

今日、このひと時をかみしめる

寒さがこたえる、身に染みる

南国土佐に、思いを寄せる

太陽がいっぱい、ポカポカ陽気