おどしの挽歌 | ミ―ナに恋をして

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誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

おどしの挽歌

 

男鹿のなまはげ

「なぐ子は、いねが」

人を脅して、恐怖をあおる

トラウマになる、忘れない

 

子供にとっては迷惑千万

教育上、よろしくないことかも知れない

平気で、家に上がり込み

怖い鬼の面で脅される

「なぐ子は、いねが」と脅される

 

泣き叫ぶ子供が、大きくなって

果たして、幸せ、不幸せ

ぐれて、曲がって、不良になる

「なぐ子は、いねが」と吠えている

 

傷ついた小鳥が、鬼になる

子供のころを、すっかり忘れ

鬼になったり、蛇になったり

「なぐ子は、いねが」と泣いている

 

重くて暗い雲が垂れてる

荒れ狂う、日本海

聞こえてくるのは、石川さゆり

津軽海峡冬景色

 

 

男鹿水族館の「クルミ」が死んだ

見たことないが、冥福祈る