その昔、東京の某教会の青年会の命名が『あじさい』に決まった。小さな花が集まって一つの花を成すということらしい。僕はすかさず「一つの花のように見えて実はバラバラ」と言ったら顰蹙をかった。あじさいで思い出すのはカタツムリ。子供の頃、庭のあじさいに群れていた。エスカルゴを初めて食べたのは19の時。サザエのつぼ焼きや!と叫びながら食った。

 

6/24(日) 梅雨の晴れ間、柳美幼稚園の理事会に原チャリで行く。その帰りにまだ一度も走ったことのない道を通ってみた。どんどん山の中に入って行ったが原チャリなので少々狭い道でも平気や。でもちょっと山過ぎるぞ。車はおろか、長期に人が入った痕跡が無い。迷いに迷ったあげく、体中をクモの巣だらけにしてやっと出たのが元の道のすぐ横。アホやん。

 

25(月) 玄関に取り付けた棚にどうやらツバメが巣を作り始めた。ところが何やら騒がしい。見ると複数のツバメが場所を取りあって争っている。これこれ!教会の玄関でケンカなどしなさんな。でも考えてみたら、教会の世界も、恥ずかしながら教団をはじめ、色んなところで体裁もへったくれもなく、ツバメに顔向けできんレベルのもめ事を抱えとるわい。ドアホやん。

 

26(火) 夜仕事をしていると頭に何か落ちた。その重さといい、落ちた後の動きといい、小ぶりのムカデに違いない。払い落としたが姿も見せずに逃げられた。大きく育てよ。次は頭の上なんぞに落ちるなよ。でもこの部屋で僕の頭を直撃するというのは大変な確率や。隕石が直撃する確率よりは高いがマンガみたいな出来事に感心した。宝くじでも買いに行くか。

 

27(水) 保育園の礼拝へ。「猫飼っている人」と尋ねたらドッと手が上がった。「犬飼っている人」と尋ねたらまたドッと手が上がった。「ライオン飼っている人」と尋ねたら複数の手が上がった。年少児は意味を理解せず手を上げたと思われる。年中児は戸惑いつつ、上げたり下げたり。年長児はふざけて手を上げている子がほとんど。成長過程を見たような気がした。

 

28(木) 福祉員訪問で何度お尋ねしても留守の家がある。うちの実家で警官が玄関を破って突入した事件(4/24の記事を参照)があったが、ここではそういうわけにもいかん。何かあったのではあるまいな。最初の留守から十日が経過している。それにこの暑さ。もしかして・・・と、おそるおそる戸の隙間に鼻を近づけかいでみた。恐れていた臭いはせんかった。

 

29(金) 朝すさまじい雨と、けたたましい雷で起こされた。近くでバリバリバリっと落雷の音。天神の木にでも落ちたか?窓の外を覗いたがモミは何事もなく立っていて安心した。今、天神で何かあったら祭りに影響するからな。この前、落雷防止用プラグを見て高いのであきらめたが、せめてパソコンにだけは取り付けておくべきやな。クワバラ、クワバラ、桑原和男。

 

30(土) 僕が中学時代に一世風靡した木枯し紋次郎/中村敦夫の朗読劇『線量計が鳴る』を最前列で見た。これまでの時代劇の殺陣シーンが一変する喧嘩殺陣は凄かったなあ。国会で統一協会問題を追及する姿もカッコ良かった。「あっしにゃあ関わりのねえこって」と言ってた人が社会の問題とめっちゃ関わっとる。でも教団では「関わらない」のが主流らしい。