70年代洋楽をリアルタイム感覚で時を追って振り返るコーナー、第4回目です!
今回は1970年の4月の全米ビルボードTOP40をチェックしていきましょう。
この期間にTOP40にチャートインし最高位をマークした曲の中から、私の独断と好みで5つ星評価し、![]()
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以上の曲をピックアップします!
なお、4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点は
で表現しています。
1位 Let It Be - The Beatles 



ビートルズ19曲目の全米NO1。2週間1位をキープしました。
ビートルズの代表曲でありポップス史をも代表する。あまりにも有名な曲ですね。
この頃、バンドが分裂しつつある頃で、「あるがままに受け容れる」というポールの心情が表れています。切ないようで、あえて答えを見つけなくていいという、悩みを持つ者なら苦しまなくていいんだという癒しのメッセージにもなっていると思います。
1位 ABC - The Jackson 5 




幼きマイケル・ジャクソン擁するファミリー・グループ、ジャクソン5の2曲目の全米NO1。2週間1位をキープしました。
この前の全米NO1「帰ってほしいの」同様、ノリのよいポップなR&Bナンバーですが、こっちの方がもっとキッズのような無邪気な感じがありますね。天真爛漫な感じが実に魅力的。キャッチーなサビも楽しい
安っぽくなりそうで、今聴いてもそう感じさせないのは、やっぱりファンク的な卓越した演奏力あってものと思います。ストリート感があります。
7位 Come And Get It - Badfinger 



邦題は「 マジック・クリスチャンのテーマ」
ビートルズの弟分バンドなどと呼ばれたバッド・フィンガーのアップル・レーベルからのデビュー曲。妙な邦題は、リンゴ・スター出演の映画「マジック・クリスチャン」のテーマ曲だったとのこと。ライター&プロデュースはポール・マッカートニー。ビートルズ時代に作ってお蔵入りしていた曲のカバーで、今ではポールのデモ・バージョンを聴くこともできますが、結構そのまんまですね。メロディー・ラインやコーラスは、このバッド・フィンガー・バージョンも凄くポールっぽい感じが出てます。いい曲ですが、このバンドらしさという意味ではどうなんでしょうね?
10位 Up The Ladder To The Roof - The Supremes 



ダイアナ・ロスが脱退して、後釜のジーン・テレル加入後の初のヒット。邦題「愛の階段」
ダイアナ・ロスと比べて、ずば抜けたものは感じられませんが、とても美しい声で、ポップで可愛らしいこの曲に良くマッチしていると思います。曲も良いし、十分輝いています♪
12位 The Bells - The Originals 




モータウンのボーカル・グループ、オリジナルズの代表曲のひとつ。
ボーカル・グループの醍醐味を凝縮したような曲で、声を重ねた芸術作品とでも言いたくなるほどに素晴らしい!渋い曲ですが、いくら噛んでも枯れることなく奥から無限に味が出てくるような曲です。途中でワルツのような転調をみせる演奏もかなりオシャレ。プロデュースはマーヴィン・ゲイで、ライターでも共作者で名を連ねていますが、確かにマーヴィンらしいスウィートさですね。
13位 Call Me - Aretha Franklin 




私の中ではアレサのバラードの決定版。もう何度聴いたことか。。
バックの音はピアノ中心のシンプルなもので洗練度が高く、雰囲気的にはダニー・ハサウェイとかロバータ・フラックを連想します。「Call Me」と愛を囁くアレサの歌いっぷりは、深い情感に溢れていて胸にグッときますね~。ちなみにR&Bチャートでは納得のNO1。
39位 Come Running - Van Morrison 



ソロ3作目となるアルバム『ムーンダンス』からのシングル・ヒット。
アメリカっぽいアーシーな雰囲気なのでアメリカでヒットしたのも納得です。アップ・テンポで軽めのR&Rで、この後に続けてヒットした「ドミノ」や「ワイルド・ナイト」に通じるものがありますね。リラックスした楽しい感じが良いです。ホーンが効いててソウルフルなのもイイ!
というわけで、今回はここまで。
皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうか![]()