現在、私は漢方薬資格取得のために都内のドラッグストアで研修を行っています。

今日もまた、若い女性が風邪の引き始めに効く薬を求めて来店されました。彼女はいつも鼻から喉にかけて炎症を起こしているとのことでした。

前回購入された鼻水止めの薬がまだ残っているそうですが、今回は症状がいつから出始めたのか、詳しくお聞きしました。その上で、薬を勧めました。

ドラッグストアでよく見かけるのは以下のようなケースです:

- 頭痛なら痛み止め
- 下痢なら下痢止め
- 鼻水なら鼻水止め
- 咳なら咳止め


しかし、実はこれらの症状はすべて身体からのメッセージなのです。無視したり、薬で止めたりするのは、警報が鳴っているのに耳を塞ぐようなものです。身体の声に耳を傾けましょう。身体が発している悲鳴を聞いてあげることが大切です。

そうしないと、いつかその無視してきた症状が溜まりに溜まって、爆発してしまいます。それはとても悲しいことです。自分の身体を大切に、そしてその声をしっかり聞いてあげてください。

風邪の症状に対して、適切な薬を選ぶことは重要ですが、それ以上に大切なのは、自分の身体が何を訴えているのかを理解し、耳を傾けることです。薬に頼りすぎず、身体の自然な治癒力を信じて、健康を保つよう心がけましょう✨