松下幸之助の本を読んでいる。

本の中で、以下のような言葉があった。

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先輩や年長者が尊敬されるのも、

一つにはやはり長年の間にいろいろな体験をかさねており、

その体験からくる見識とか判断力とかに、

おのずと違うものがあるからだろうと思います。

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この後に、大事な事が書かれていた。

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年をとっても体験をあまり持っていないということでは、

本当に年をとったことにはならないでしょう。

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確かにそうだと思う。

判断力の少ない先輩や、

知見の少ない年寄りにはなりたくない。

そういう意味では今働く職場は、

もの多種多様な機会にあふれ、

やらねばならぬことも、

やったほうがいいことも、

やりたいことも、

本当にたくさんあって、

体験を積むには最高の環境だ。

ありがたい。

ときどき、「のんびり仕事したい・・・」などと思うこともあるが、

「のんびり」を深く考えると、

自分が一番きらいな仕事の仕方が頭に浮かんで・・・

人がやってたらむかつく事を、

疲れた自分は希望したりするのか・・・

と自己嫌悪に陥ったり。

松下幸之助の本を読むと、

ほんとうにいろいろなことを考えさせられる。



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