長岡の“奇跡”長谷川が、入社1年を迎えた。
社会人2年目のスタートだ。
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宴会の後の二次会でカラオケボックスに行った。
そのカラオケボックスには「悪魔のシュークリーム」というメニューがある。
プチシュークリームが皿に10個乗っていて、
その1つにカスタード以外の何かが入っているというモノだ。
メンバーは私を含め7人いた。
我々は店の人に頼んで、ハズレのプチシューを3つにしてもらった。
ハズレが多い方が盛り上がるからだ。
部屋にプチシュー10個が運ばれたので、
さっそく長谷川に1個選ばせた。
彼は躊躇することなく、
真ん中の一つを選んで、
ぽんと口に放り込んだ。
「うっ・・・・・」
1個目でタバスコ入りのシュークリームを引き当てた。
さすが、強運!
さすが、奇跡!
で、残った9個から、長谷川の先輩たちが次々に3個食べた。
「おっ、うまい!」
「けっこういけるねえ」
「あまいわーよかったー」
口の中がヒリヒリの長谷川は、
甘いものを食べて喜ぶ3人の先輩を見て、
思わずも手を伸ばし、もう1個食べた。
「うえっ・・・・」
一同爆笑。
まさかの2連続ハズレ。
すごいぞ長谷川!
残ったはプチシュー5つ。
まだ食べていない私を含めた3人と、
早く甘いモノで口の中を癒したい長谷川の4人で
1個ずつ食べることに・・・・・
私はドキドキしながらシュークリームを食べた・・・・・・
結果は・・・・
ご想像の通り・・・・・
長谷川が3つ目も引き当てた。
これが、“長岡の奇跡”長谷川の力だ。