東京で会議の後、
コンラッドホテルで大送別会が行われた。
管理職60名。
本部スタッフ90名が集っての送別会。
私の所属する事業部のトップが、
4月1日の人事で変わることを含め、
ちょっと大がかりな送別会だ。
トップみずからが演奏に参加するバンドの演奏も行われた。
送る言葉や、去る人の挨拶をたくさん聞いた。
非常に勉強になるワードがたくさんあり、刺激的だった。
中でも、企画スタッフの一人として10年間、今の事業を支えた人が言った言葉は良かった。
「今回、送別していただく側にいますが、
気持ちの中では、私が皆さんを送別している感じです。
これからもみなさんに是非頑張ってほしいです」
心から事業を愛し、そこで働く仲間を愛し、
現場のばかりを気にして仕事をし続けた人だ。
全国のベテランメンバーで、彼のことを好きじゃない人なんていない。
そんな人だ。
彼は、自分が送別される立場にあるにもかかわらず、
そのあいさつの後は、送別会全体の進行を気にして手伝っていた。
こういう人に、組織は支えられている。
痛感した一日だった。