あいかわらず、出国審査は行列だったが、今回も要領よく3分くらいで通過できた。
何事にもコツがある。
空港がデモの民衆に占拠されていた後遺症か、空港内の店がかなり閉じていた。
壊された内装を修復しているのかもしれないが。
到着の時はわからなかったが、やはりあの事件はタイにとってマイナス以外のなにものでもない。
この間まで、タイ市民は国王が産まれた月曜日の色である黄色が大好きで、
毎週月曜日はもちろん、何曜日であっても黄色の服を着る人が多かった。
しかし、今日は月曜日だが、市内で黄色の服を着る人を見掛けない。
空港を占拠したデモ民衆達が黄色の服を着ていたかららしい。
かなしい話だ。
大好きな国王の色が、危険なデモの色になってしまったのだ。