皆さんこんばんは、satoです。
新年度になりましたね。
私も50歳半ば。(今月上旬、誕生日でした)
依然、半身麻痺。歩けるけど走れません。
そこは数年前から変化はありません。
発症後のやればやるだけ回復って感じからは当てはまらないですね。
(ブログで愚痴半分で書いてますがね(笑))
今では少ない回復ですが、それでも回復を感じる時はあります。
・歩行速度
復職直後に会った人に久々会うとsatoさん!めっちゃ歩くの早いやん!(かなり大袈裟に話を盛ってます)
でも、大多数の方が早くなったと証言するのでそうなのでしょう。
会社での歩様は綺麗ではありません。
(歩様を捨て速度に重点を置いてますから)就業後の自主リハの時は歩様重点ですよ。
歩行速度が早くなったきっかけは、骨盤代償を少くする取り組みの時。
健常者は脱力してても最低限の筋緊張があります(これなかなか気付きません)
麻痺すると完全脱力して(無意識にですよ)麻痺側の足が下がって地面とこすりやすい。(悪ければ躓き、転倒しちゃいます)だから麻痺側の靴は片べりしてしまいます。
その経験があって過剰に防御姿勢を取り歩様が美しくなくなります。(ストレートな表現では汚い、格好悪い、麻痺らしい、足引きずって歩いてる等、)
それが嫌で、なんとかならないか?日々頑張ってますが精神論ではなかなか上手く事が運びません。
そんな無駄とも思える悪あがきをして数年。
少しだけ私の神経?筋肉?が答えてくれました。
意識して歩行時、下腹部に力をいれる感じで腰の筋肉に筋緊張を与えます。
そうすると、下がり気味の麻痺側の足が下りにくくなり、地面との擦れの確率が下がります。
それをくり返し、骨盤周りの筋肉を鍛えます。
欠点は疲れる。
周りの理解が得られない。
(歩くだけでそんなに疲れるの?って)
最初は筋肉落ちてて全く効果ありません。(satoさん嘘書いてるぞ、って思う方もいるでしょう。)それだけ麻痺側は筋肉落ちてて力を入れても、神経がか細いか、(思いたくないけど)通ってないか?、筋肉は思い通りに動いてくれません。
骨盤周りの筋肉が少し動くようになり、それをくり返し運動して筋肉を増やした結果がこうなのかな?って思ってます。
(麻痺の程度が重くい頃、全く動かない手や足に「動け!動け!」と念じているような感じですね。)
あまりにも動かなくて、だめじゃん。俺の手(足)と落胆したあの日のような物です。この感じ分かってもらえる方、多いと思います😊
諦め悪いおっさんの私。
効果が無くともやり続けました。
(挫けそうになっても踏ん張れたのはブロ友さん達のお陰です。)
それで、足が下りにくくなって地面とのスレ具合が改善されて、心のなかで「こうやったら擦らないのね。」って安心感が出て次のステップに進むことが出来ました。
次は着地から蹴り足まで腰に体重を乗せること。これは活字表現無理です。
過去5年歩いてきて、体重?乗せてたよ!って思い込んでいた私。全く駄目駄目でした。
あえて例を挙げるなら、踵で着地ができるまで改善したと思ってて下り坂で同じ事をしてみます。(坂が急な程顕著に現れますよ)
明らかに着地時、左右差を感じます。健側は全体重を踵で支える事が出来る体制で体重移動しています。麻痺側は踵で着地はしているものの全体重を受け止めているかと問われれば、答えは否。
体重が流れる感じがあります。(しっかり踵で着地しているものの。なのです)しかし、体重を受け止めていないのです。
答えは人それぞれと思いますが、私の例では
骨盤と肩の位置。ズレてます。(麻痺してからずっと)強引に正常側に意識して着地を試みます。完璧では無いものの、今までで一番の安定感のある着地を感じました。
私。気付きました。
ーーーー これなのね ーーーー
私に足りないもの。
分かったけど難しい〜。
骨盤〜肩までの姿勢が踵着地に影響していたとは・・・
まだまだ道のりは遠い・・・
これを意識してから歩行速度は上がりました。
長くなりましたね。
(ここまで読んでもらったあなたは凄い集中力です✨)
もうそろそろ、一度切りますかね。
もう少し気を付けるポイントがありますので気になる方は次回更新をお待ち下さい。
続きはまた今度。