皆さん、お久しぶりです。


ブログから遠ざかっていましたが、目覚ましい復活も無く、現状維持の為のストレッチや歩行などを続ける毎日。


2018年5月に倒れてから5年も経過すると、完全に維持期に入った感があります。


気怠さとから自主リハビリを怠ける事もありましたが、その結果は健常者時代のそれとは比べ物にならない位に現れ、私の心を悲しくさせます(自分が原因ですけどね)

 



毎回の浮き沈みを繰り返しながら生きています。



走れない、跳べないけど・・・

生活は出来ている?

出来ているつもりなのかな?



発症後、5年経って6年目を迎えて。



いまだに痙縮に苦しめられて

麻痺で動かない→関節硬くなる→硬い所は動かすと痛い→痛いから動かすのをやめる。


この負の連鎖になりがちですが

踏ん張って崖っぷちに立ってる個人的な感想です。




私の麻痺は幸い?にも右手の親指から

動き始め人差し指→中指→薬指と小指が分離出来ずにしばらく連動して動いて手首→肘→肩。(上半身はこんな経緯)


下半身は腰→膝。ここで止まっています。自由意志ではここから先の部位は制御不可。


ここで経験則から言えることがあります。



動かせる部位の近くの部位から神経回路の再構築が出来ない?難しい?のか。

(頭の中のお話なのであくまでも推測。)



とにかく、私の事例としては上記通り。




これらのことを踏まえつつ、麻痺を改善するのに大事なことは

「次の改善部位の認知と把握」

書くと一行で済みますが、とてもとても難しい。

 

※前述の動いている部位の隣からしか改善のきっかけが私には無かった。

動いている隣=改善の可能性のある部位(認知するべきところ)


麻痺は一様に同じではありませんので、それを把握する事はとても大事な事と思います。




麻痺は運動機能と一緒に感覚機能も低下させます。(ただし、「私は」と限定文字を書いておきます。)他人は知らないので・・・



この事は姿勢制御に大きく影響し、自分の体が傾いていることが認識出来ない。

(非麻痺側では瞬時に察知できるので分かりますがね)


転ろぶときはいつも麻痺側からバランス崩して転けます。



頭の中では出来てる行為を記憶の通りに制御してるつもりでするので「麻痺」という要素でアンバランスが出て苦しみます。歩行にしても、何かを取る動作にしても、普通に立ってバランス取る行為も。(きっと正常と思ってるその位置がそもそも違うのでしょう。)



そこで補正を掛けます。(頭の中で各部位毎に)私は、数年掛けて積み上げてきた事なので 



ここで書いて皆さんも真似してください。何て事は苦労を知ってるだけに言えません。



補正、その範囲は麻痺次第。

私は右半分、上から下まで麻痺があります。



歩く際はいつも肩を後ろに引き下腹部に力を少し入れ、踵を内側から外側に(そんなイメージで)足先は動かせる訳では無いので、それらを考えつつ歩きます。



これだけを思いながら歩くは中々頭が疲れますが、そこは慣れ。



しばらく歩くと頭に余裕が出てきます。前述で足りない要素をここで追加補正します。



前後の姿勢。

意識するあまり、つい前傾姿勢になりただでさえ可動域の悪い股関節の可動域を狭める姿勢に。



着地の時点で健側との違いに気づきます。体重を受け止める時、明らかに違います。(どんなふうに?って聞きますよね~)



ここ書けなくて、悩んでました(笑)



例えるなら、

健側の着地→衝撃が下半身で吸収され違和感が無い。



麻痺側の着地→衝撃が上半身(頭まで)あって衝撃吸収されてない。

 


もう、左右で違うので違和感の塊です。



歩けているけど、何かが違うって感じるのはこのせいでした。



この感覚に数年苦しんでいました。(今まで書いてないけど・・・)歩けるからいいかな?なんて。



着地の衝撃を無くすためには、体の使い方を元に戻す(書くほど簡単では無いですね)みんなこれで苦しんでいるでしょうね

 


入院中〜日常生活です不自由ながらに歩けています。目的は果たせているから移動は遅いながらも出来ます。



しかし、その質はと言うと・・・

駄目ですね。



無理しながら歩くので、当然思わぬ所に負担が掛かっているわけで・・・

(よく疲れます。こんなに体力無かったかな〜って思います。



それでも、最近は腰の位置とか前傾姿勢度合いを色々とポジション変えているとうまく歩けることがありますが、やはり長続きしないのですよ。



発症直後より翌年、翌年と少しずつですが良くはなっていることは自信を持って言えます。(痙縮度合いが通常歩行を阻害しているのは経験から断言します。)


ストレッチしたあとは歩きやすい。


可動域が良くなった結果ですかね。

(長続きしないですが・・・)痙縮部位は少しくらいストレッチ下程度では永続的に良くなりませんから、直ぐに戻ります。


真面目に考えてると、本当に暗くなります。


もう、駄目かな?私。

って冷静に思っちゃうのよ(笑)


そんでもって現実逃避。

そう、趣味です。趣味。


最近、悪路も杖代わりのタモ網をつきながら険しい所に釣りに行ってます。

こんな感じのケモノ道。


中央の葉っぱの少ない所を歩きます。
この先に川があります。
足元、草で見えませ〜ん😁


石があるのか、枝が転がっているのか?見えませんね。あと、右上りなのか?左上がりなのか?

地面の情報が今までより明らかに少ないです(泣)


石や樹の枝、小さな起伏等々、様々な障害がありますが、そこをあえて歩きます。(単に魚を釣りたいだけです。)

〜〜したいと思う気持ちは大切ですね。


この道歩いていて、良くツルクサに麻痺の足を取られてコケました。


なんとかしようと必死に考えるのですね。(釣りがしたいから)深層心理的にも。


この道のお陰で、何処が悪いか?悪い所を認知出来ました。(認知しても動かせないから麻痺はいけませんね)本当。


まず、着地。
過去から触れていた歩幅。


この歩幅がバランスを採るのにかなり影響してました。


麻痺側の足が着地点健側に比べて前寄りになる傾向が強い私。
 

それが出ると、着地の衝撃は緩和されずに、しかも次のアクションの準備が出来ないまま、健側がもう次の歩行動作に入っているために、


アンバランスが生じます(生じてました)


どうする?
骨盤代償を抑えないとね~。
出来てりゃ歩行で苦しむ方は少ないはずですね。
 

障害者目線では、意識しなくても勝手に動いちゃうのだから、ど〜したらいいの?って感じです。


そのヒントはあのケモノ道にありました。

雑草やツルクサに麻痺の足を取られまいと、踏ん張りながら歩くその行為。


それが、普段筋肉に最低限の緊張状態を保っていない所に転倒を避けるために下腹部から足の付根まで踏ん張りながら、歩きます(疲れますがね)

 
その行為がもたらす副次的な結果として、

・姿勢がある程度矯正される(転倒を回避するため気を付ける意識)
・歩幅が適正幅に近づく(適度な筋緊張、姿勢が影響)
・上記2つ肩甲帯への緊張を促す。 

これらが乗じて
・着地が安定する。


疲れますが、今までよりスタスタ歩くことが出来ます(不整地なのに)
(普段使うことをしていない筋肉を使うので疲れて当然ですが、健常者の頃は無意識で使っていた筋肉ですから、使う癖をつけるまで、根気です)


ただ斜面は話が別です。


これらの要素に、麻痺の足先を外に向け斜面に対応する行為が求められます。


入院中、セラピストさんが言ってた言葉が思い浮かぶ。

「ひねる動作は麻痺にとって最難関のひとつ」

「焦らずに・・・」

そっか〜 これだ!
私もご多分に漏れず、苦しんでます。ハイ。


ただこの不整地歩行。
自分でも気付かない所を気付かせてくれました。


最後に何度も足を取られてコケました。
地面が草なので痛くないことが救い。(欠点としては、泥で汚れます。)


1年1年少しではありますが、麻痺って部位の使い方を忘れてしまった所を再矯正しているところです。


話変わって仕事は、
異動先の職場は激務です。(この春、Macroの自動化が認められて激務の部署へ異動しました。)


もうヤバイ。
 

認めてくれての異動は良いけど、これはヤバイ。週の半分、2時間程度の残業しないと作業が終わらない。


自動化(ExcelMacro)しても追いつかない。前の部署も最初はそうでしたが、この部署もそう。
 

熟練工がのさばる職場。
(経験則が生かされる職場。何処もそうですね)


まぁコチラはボチボチやります。


次の更新は未定です。
(誤字脱字等々、御容赦ぐださい)


コメントはやり取りが億劫になったのでしばらく封鎖します。