こんばんはsatoです
11月に入り寒さもどんどんと加速する様になりました。ついに我が家も禁断の(勝手に決めてますが、笑)床暖房のスイッチが入れられました。
一度入れちゃうと、毎日入れちゃうのですよね。
光熱費がバカ高く請求きます(使ったから仕方ないですよね。)
そうすると私の稼ぎの話になって…
(仕方ないじゃない。こんな体では、昇進も望めないから。と心の中で呟き…)
あ~嫌だ。
それでは、少し前の過去を振り返ります。
ー2019年8月26日~30日(月~金)ー
日記にも変わり映えしない、お盆明けの疲れた日々が綴られていました。
ただ、お盆を過ぎると夜もクーラーが無ければ寝れない状況ではなくなり、扇風機だけで事が済むようになります。
この頃から、麻痺側の足だけが冷たく朝方に違和感と共に目が覚める様になりました。
毎日欠かさずストレッチ。(これだけは、入院中からず~っと皆勤賞で続けています。)
どんなに、だるくても。
入院中、脳出血の先輩が残した言葉を思い出します。
「神経繋がって、筋肉動いても関節硬くて動かなかったら後々苦労する。」
その当時は、何となくでしか理解出来ませんでしたが、今ははっきりその意味が分かります。私もそれで苦しんでるから。
それで今、重点的に取り組んでるのが肩甲骨周り。様々な動作をこなす重要な部位。手の動きをサポートしている。片麻痺になって初めてこの部位の大切さを思い知りました。
大事な事を知ったからと言って、柔軟は戻りません😞少しずつしか戻りません。
ストレッチは、ちょっと痛いかな?って所まで伸ばして可動域を戻して行きます。(刺すような痛みとかは我慢しちゃいけない痛み)
入院中もこれに気付いてOTさんにストレッチしてもらいましたが、あまりにも硬いので男性OTさんに代行してもらうほどでした。(私の担当は全て女性のセラピストさんでした。)
代行さんも、「これは頑固な硬さですよ!」
でも、「ここまで硬くなってるのに動かせるのは凄い。柔軟さえ戻れば期待できます。」
代行でなければ、この部位は担当ではしない。と、笑いながら、大粒の汗を垂らしながら話してくれました。
なぜなら、毎日するのは御免だと、言う意味。
話が長くなりましたが、それほどまでに私の肩甲骨周りは堅く固まりつつあり頑固なものでした。
(担当OTの女性に感謝しつつ)
毎日風呂場で肩を暖めながらストレッチしていますがその効果の感触は健側と比較してまだまだのレベルです。(自己評価では)
ある日、今日は伸びたなって感覚があって背中で、右手と左手を触れるか?
試してみた。めちゃくちゃ苦労しましたがさわれました✨指先が触れたと言うべか?
思わず、感慨に浸りました。
麻痺になって、自分の手が力なく、「だらりん」とぶら下がり自分の意思では、どうにもならなかったあの日。
絶望感にさいなまれて、涙したあの日。
ベッドで自分の手を自分の体の下敷きにして亜脱臼になった日。
それらが、一度にぶわぁ~って甦る。
まだ、麻痺は残っているが、この動作は自分でも諦めていた。それが出来てしまった。(苦労した😵)
毎日、この麻痺の体を見続けて、分析して客観的に機能が喪失している現実を目を背けながらも見続けて落ち込んだ日々。
諦めないと言いつつも、動かない体を1年半という時間が、どこか受け入れつつある心。
いい意味で裏切られた
諦めちゃいけないのね!
大きな変化が無いから何処か心が折れてた(折れてた自分に気付かない私)
やっぱ大事だわ、精神論。
上から下までまだガチガチだけどストレッチ頑張ろう!
そう気付いた週でした。
つづく。