はじめまして。
satoです。

あと数ヶ月で脳出血発症から1年が経過しようとしているので、備忘録としてブログを書く事にしました。
(主観的な表現ですがご勘弁を)


更新は不定期となります。
こちらもご勘弁を。


今も脳卒中で苦しみながら頑張っている人と家族の方に読んでいただけると幸いです。
(私も緒先輩方のブログを読んで元気付けてもらったので真似をします。)


今も忘れられない2018年5月初旬の夕方。
いつもと変わらない一般的な家庭の光景。
(私もこの時で時間が止まっています。)


珍しく仕事が早く終わり、奥さんと子供の3人でリビングで夕ごはんを食べ終って一服しながら、


「最近、日が長くなったね。」
そんな他愛もない会話をしていたところ、


突然、右足の指がまるで麻酔を打たれたかの様な変な感覚に。(私の場合、頭痛は頭頂部に「チクッ」と、しただけと記憶。)
※全然痛くない。


私は椅子の上で正座をする変な癖があり、
「そのせいで足が痺れたかな?」
椅子から降りて座り直す。


足の指先だけの痺れだけだったのが座り直す頃には足首までに痺れの範囲が拡大してる。


いつもと違う感じに戸惑いながら自分の足を見ていると、痺れの範囲が加速し出した。


「これは、ただ事では無い」


そう思いながら腰に痺れが及ぶ頃、体をひきずって椅子からソファーに移動を試みるが力が入らず床に転がる。


這いつくばりながら、ソファーに向けて移動するが段々と右腕の自由が奪われていく。


ふくらはぎ→ふともも→腰→胸→手の指→肩と右側だけが下から感覚が無くなって行く。


なにが起きているのか理解できずパニックになって行くが這いつくばる力も無くなる。 


仰向けになりながら、自分の右手を見つめてグーパーとしようとするが、それも出来なくなってる。目の前に起きている現実が処理できない!


「なにがどうなってるのだ」


奥さんに向けて一言。


「右の手足に力が入らない。変だ!」


このときに発した言葉が健常者としての最後の言葉になるとは思わなかった。


次第に意識も遠退く。
私の奥さん、私を見て


「冗談じゃないよね?」


(これから待ち受ける荒波のイメージ)


疲れたので今日はこの辺りで…