※個人的な妄想です
ご注意下さい
運転手に家の簡単な住所とマンション名を告げた
俺はこの時あなたが驚いてることに全く気が付いていなかった
普通に考えたらおかしい
10年振りに会った人を、しかも相手は覚えていないのにいきなり自分のマンションに連れ込むなんて
ほどなくしてマンションに到着してタクシーから降りた
あなたは黙ったまま俺の後を付いてくる…
頭は真っ白だ
なんて声をかけていいのかわからない
緊張で吐きそうだ…
エントランスに入るとあなたが声を出した
「え?ここって…」
あなたはキョロキョロしてあちこち見ている
「あ、そうか、ここ潤の親の会社が建てたマンションだもんね」
18歳からそこで働いているのなら、このマンションの事を知っていて当然だ
あなたはエントランスの奥の方へゆっくり進み足元を見た…